追憶のかけら 現代語版 (実業之日本社文庫)
追憶のかけら 現代語版 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
坂城 弥生
グッと引きこまれて分厚かったけどあっという間に感じたけど、やっぱり500ページ以上の作品は出来れば上下巻に分けて欲しいなぁ… 作品は底知れぬ悪意が怖かったです。
2022/08/10
ω
こちらの現代語版では、250ページ近い旧仮名をやめて読みやすくなっているそうなω にしても、大作だけどスピード感ある‼️小説内小説の、そっちの方が個人的には好き😳 さすが貫井先生。一気だぜ!
2023/04/13
keiトモニ
老人・壮年・青年が組んだこれほどの大掛かりな猿芝居が成功するとは…それも大学講師ともあろう人が。世間知らずの学者馬鹿だからか。“600ページを一気読み!どんでん返しは何回あるのか?驚愕と感動のミステリ巨編!”と帯にある。確かに巨編ではあろうけど驚愕と感動はさてどうか。“作中作の手記は推理作家協会賞選考委員の北森鴻から「ここまでの長さは必要であっただろうか」と指摘”と野地嘉文氏解説にあり、事程左様に長いことから主人公2人でややややこしい。松嶋と妻の夫婦喧嘩、そんな原因で妻が実家に帰るか?解説者も疑問を呈す。
2022/12/15
M
久しぶりの貫井さんの著書。分厚いけどスイスイ読めた。黒幕が誰か知れず二転三転、松嶋は性格なのか世間擦れしてないせいか、なんかいつもポイントがズレていてやきもきさせられる。結局黒幕そんな人!?長編でワクワク読んできただけに少し拍子抜け。でも貫井さんの小説らしかった。好きなんですよね。次は「罪と祈り」を読もう。
2023/04/13
さち@毎日に感謝♪
厚みがちょっとした鈍器本。作中作が長くてそれだけで1冊の本になるんじゃないかと思いました。結末に向けて二転三転する展開は面白かったけど、読むのに疲れる作品でした。
2023/05/07
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