風を結う 針と剣 縫箔屋事件帖 (実業之日本社文庫)
風を結う 針と剣 縫箔屋事件帖 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
樋口佳之
清々しいお話ならこれかもと積ん読解消。主人公、一居、それぞれの目指すもの、身分、性別をクロスするその対照性と現代性、縫箔っていう分野の見映え、ドラマ向けだと思うなあ。実写化のお話とかないものかしらん。
2023/12/03
ぽろん
なんか、読んだ事がある既視感。やっぱり、単行本で読んでいました〜。何度読んでも面白い本は、面白いなあ。一さんは、やっぱり素敵です。
2023/03/29
むつこ
前作、最後まで思い出せなかった、でも面白かったことは覚えているシリーズ2作目。ヒロイン・おちえの元道場を再開しようと仲間たちが動き出し、実家の縫箔屋で修行中の一居も熱心に励んでいる。今回の事件は町医者の宗徳が自宅で死んでいた、自殺なのか殺されたのか岡っ引きの仙五郎親分と奔走していると第二の他殺体が・・・ 刺繍から風や匂いが感じられれば一人前という縫箔師の仕事、そんな風に思ったことなかったな。
2024/06/08
アンベラー
この針と剣のシリーズは初読み どこかテンポにのれいとこがありあさのさんの時代ものとしては今一つの状態とにかくシリーズ読んでは見よう
2023/03/24
陽ちゃん
シリーズ2作目。縫箔屋『丸仙』の娘おちえの目線で話が進みますが、このおちえ、かなり好奇心が強く、お店へ出入りの医師宗徳とその弟子の堂島の死の真相を知るために動こうとしますが、母親のお滝からすれば気が気じゃなかったでしょうね。結局は旗本出身の一居をお目付け役につけておちえの外出を認めていますが。後味の悪い事件でしたが、人を死に追いやった過去は許せなくても、現在の宗徳の医者としての振る舞いに免じて生かすことはできなかったのでしょうかね。
2023/01/15
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