無人駅で君を待っている (実業之日本社文庫)
無人駅で君を待っている (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
よっち
不思議な伝説がある静岡県は浜名湖に臨む静かな無人駅。二度と会えないあの人に、もう一度だけ会えるとしたら…悲しみや後悔を抱えた人々の最後の再会のエピソードを描いた連作短編集。快晴の日に夕焼けの中、ベンチに座って二度と会えない故人との再会を強く願えば、やがて到着した列車からその人が降りてくる。事故に遭った友人、忘れられない突然亡くなった恋人、事故に遭い姿を消してしまった恋人、離れ離れだった父、余命宣告されて亡くなった妻、亡くなった息子と、もう一度話したい人との掛け替えのないひとときがとても印象的な物語でした。
2023/05/23
🐾あゆ🐾🎮🎧@美月とペア画ちゅー!
もしこれが「奇跡」がおこるのならばあのひとに会いたい
2024/05/18
ムーミン
ストーリーの展開はわかっているのに、それでも涙が……。いい作品でした。
2024/02/24
ユー
各章共、全ての結末は予想出来てしまうのですが、それでも泣けてしまう。悲しみを背負いながら、前へ進んで行かないといけないのは、分かっていても簡単な事ではないですよね。天浜線の寸座駅とサンマリノ、一度行ってみたいですね。
2024/02/02
睦月龍
泣かないつもりでいたのに、いつの間にか泣いてました。 亡くなった人とのちゃんとした、別れ。私もちゃんと別れたいと思った。 話したいこともいっぱいあるから、じゃないと前に進めないから
2023/07/04
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