アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿 (実業之日本社文庫)
アコギなのかリッパなのか 佐倉聖の事件簿 (実業之日本社文庫) / 感想・レビュー
ケイ
5年くらい前に1度読んでいるが、驚くほど内容を覚えてなくて再読。これ、今ならコンプライアンス的に問題ありすぎだなと思いながら読んでいた。夜の中、窮屈になったよな。政治家や選挙のことより、父親の情けなさがもう…。そこばかり記憶に残ってしまった
2023/06/22
RIN
『しゃばけ』でデビューしたばかりの頃以来だから、畠中作品を読むのは約20年ぶり。大変ご無沙汰しておりました。何となく目についた、畠中さんなのに舞台は現代でしかもユーモアミステリーな本書。私気になります!ということで読んでみたら、まあ読みやすい。すいすい読めちゃう面白さ。創作だろうが現実だろうが政治家の話なんて腹が黒いか立つかしかないけど、この作品に関しては確かにアコギだしリッパだった。何より元暴走族の主人公である聖の賢さと軽やかさが実に気持ちよい。登場する政治家の面々も魅力的。これは当選確実、大当たり。
2023/08/10
山猫
しゃばけシリーズで一躍世に知られるようになった作者が、現代を舞台に切れ者書生・佐倉聖が活躍する様を描いた短編集。 新潮社版に加えて「思い出した…………」を所収。こちらは小泉喜美子作品が現代に甦ったかと思った。
2023/07/16
もちこ
母からのレンタル本。 元ヤン大学生が、元大物政治家の事務所に持ち込まれる、大きいような小さいような相談事を解決していくお話し。 人の死なないミステリ、なのかな? 気楽に読める。
2023/09/04
あずとも
元大物政治家の大堂を頼って持ち込まれる色々な悩みや相談を事務員として働く元不良の大学生聖が解決していく話。癖の強い議員達と、対する聖の賢さ、起こる事件の平和さに一気に読了。
2023/08/19
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