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「日本心霊学会」研究: 霊術団体から学術出版への道

「日本心霊学会」研究: 霊術団体から学術出版への道

「日本心霊学会」研究: 霊術団体から学術出版への道

作家
栗田 英彦
石原 深予
一柳廣孝
菊地 暁
神保町のオタ
平野 直子
吉永 進一
渡 勇輝
出版社
人文書院
発売日
2022-10-27
ISBN
9784409031179
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「日本心霊学会」研究: 霊術団体から学術出版への道 / 感想・レビュー

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buuupuuu

人文書院の前身が日本心霊学会という民間精神療法の団体だったということを初めて知った。同団体は、千里眼事件で有名な福来友吉とも関係が深かったらしい。心霊研究は、近代的な心理学が確立される過程で排除されていくわけだが、まるっきりいかがわしいものだったとも言えない。それは心霊現象を、宗教的な枠組みによらず、合理的に説明しようとする努力でもあった。だから学会が僧侶相手に「外護方便」として心霊療法を売り込むこともできたのである。桑原俊郎の説と、英国心霊研究協会のマイヤーズのサブリミナル意識説との親近性が面白い。

2022/12/10

takao

ふむ

2023/10/18

火曜日

(すごーーーく雑にいえば)ゴーストバスターズが出版社(版元である人文書院)を作る回。仏教に受け入れやすいイデオロギーを用意してやり、顧客として取り込み成功、表紙写真の紙の山は取引先の名簿らしい。バスターズでも心霊学会でもアカデミズム界を追われた学者が活躍するが、この本の執筆陣も大学の宗教学者から在野の古書研究者まで活躍。とても面白かった。

2022/11/22

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