家の馬鹿息子 1: ギュスターヴ・フローベール論(1821年より1857年まで)
家の馬鹿息子 1: ギュスターヴ・フローベール論(1821年より1857年まで) / 感想・レビュー
ディヴァイン
ギュスターヴ・フローベルの評伝かつ作品評論。というより膨大な家族論でもある。サルトルが精緻な眼で練り上げた見方がフルに活かされている。にして、面白いかと言われれば、ばっすり言っちゃうとまったく面白くはない。あれほど夏休み中に読み終えよう、と思ったら1日過ぎたりもした。次を借りて読もうかと思案中。三部全部読んだ人の感想を聞きたいものです。
2009/08/31
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