星野智幸コレクションII サークル
星野智幸コレクションII サークル / 感想・レビュー
みゃお
前作同様。表紙緻密さと美しさは、愛でられる。 内容が、入ってこない… あわないのかなぁ…
2022/09/19
田中峰和
15年以上前に書かれた「毒身温泉」。その後「おひとりさまの老後」で単身高齢者の最期の迎え方が話題になり、シェアハウスもブームとなった。そして今、男性の生涯未婚率が20%を超え、離婚率の上昇を加味すれば、単身で終末を迎えるのが当たり前になってしまった。21世紀を迎えた段階で、数年後の家族像や社会的変化を見据えていた著者の慧眼に驚く。さらに一読しただけでは男か女かわからないようにしているのは、ジェンダーフリーへの配慮だろうか。居心地のいいハンモックで過ごし、会社にも出勤しなくなるワタナベは胎内回帰を望むのか。
2017/02/15
コキア
テーマが割と身近に感じるのは作者と年が近いせいかも 生涯独身でいたい(中高年)を集めた居心地の良さそうなアパートの話とか 関心を払っていないと思っていた天皇制に何かを期待していて動向が気になってしまってるわたし達日本人 日本人が日本人であるゆえん、とか メキシコ逃避行の最中の 火山の盆地の湖に沈んだアステカの歴史と記憶の話もすきだな
2024/04/16
Michiko Kato
これは、ちょっときつかったなあ……。あたしにはなじまない文体。あとがきはだいじょうぶなんだが……。
2016/11/08
みほ
苦しい。毒身帰属、なんて辛い。性別違和もだけど、性意識の希薄さだったり、意識がなかったりするひともまた苦しさは同じ。知らなかったな。
2016/10/06
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