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宇宙意識―神話的アプローチ

宇宙意識―神話的アプローチ

宇宙意識―神話的アプローチ

作家
J・キャンベル
Joseph Campbell
鈴木晶
入江良平
出版社
人文書院
発売日
1991-01-01
ISBN
9784409530115
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宇宙意識―神話的アプローチ / 感想・レビュー

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シフ子

164キ The Inner Reaches of Outer Space人間の身体は大宇宙の縮小版 神話とその儀式は隠された調和が宇宙を支配する事を知らせる。道(タオ)は 体という小宇宙と大宇宙の対応。脈拍1分間に60回(12時間で43200回)打てば 体は宇宙のリズムと調和している。432はヒンズーやアイスランドの伝承などに表れる時間周期であり 古代の天文学的測量に基づく魔法の数字。部族神は全地球に通ず。コペルニクス以降科学と宗教が分離したが 人類の運命の為芸術家によって接点を知り 慈悲と憐れみが要る

2011/03/11

パラリスム(並行現象)から神話へのアプローチと、それに伴う人間の元型の影響が書かれてる。 理性と知によって超越的観念が意識化されていくらしい。 神秘家と芸術家が人間の内と宇宙を一つのビジョンとして見て、それが同一のものであるかどうかの可能性に敏感に反応するっぽい。

2014/11/10

常磐条(ときわとおる)

ジョーゼフ・キャンベル晩年の思想円熟。世界各地の神話が繰り返し同じ物語を語るのは、じつはそれが人間のア・プリオリな宇宙観として備わっていたものだからではないか。にも関わらず表面の比喩を即物的に誤読し、文化同士が対立し合ってしまう世の中。…今一度日本人が神話を体験し、真にお互いを結ぶインターカルチュアルな国になっていきたいですね。。

2013/06/01

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