人生問答 (中) (聖教文庫 196)
人生問答 (中) (聖教文庫 196) / 感想・レビュー
Norimasa Saito
松下幸之助と池田大作の「人生問答」中、宗教から政治問題、物価、公害問題、人種差別問題まで様々なテーマに忌憚なく語りあっていく。池田大作氏の賛成、反対を明確に言い切るところは爽快。「人は生まれた以上必ず死ぬという必然の法則、同時に自由を無限に求め欲望を解放し続けたいという願望、この相矛盾を解決するために人間が生み出したものが宗教」との言は納得。人種差別問題について本質的な観点から見ている論理にも感動する。二人の対話の化学反応が心地よい。
2017/09/05
naagita
(池田大作ではなく、)松下幸之助が中国の文化大革命にずいぶん好意的だったとは意外。こういう企画が『週刊朝日』に連載されていたとは知らなかった。巷間の創価学会本にも、そんなこと書いてあったっけ?
2009/03/26
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