ちょっと幸福論
ちょっと幸福論 / 感想・レビュー
kumako
おそらく60代後半に書かれた本。私も50歳前と若くないので判る部分が多かったです。しかし結婚している男にとっての生きる順番が、男(社会的な)として→父として→夫としてだったといのは、まあ女にしても同じなんだろうけど、忘れかけていました。これからは夫にたいしておおらかにならなければ…。 遠藤さんの造語「苦楽しい」は数年前から私の生きる支えです。「苦しいなかにも楽しいがあれば辛抱できる」この繰り返しが向上に繋がると信じています。
2019/08/26
ようちゃ
若者へ向けた生き方指南本。昭和では、友達が出来てからその先について悩んでいたのに、どうしたら友達が出来るかと悩みが退化してしまったという。やはりコミュニケーションがし難く、浅い付き合いしか出来ない世の中になったからだろうか。女は男が、男は女が育て、馬鹿な女ばかりになったのは男の責任でもあるということには、なるほど納得。そして、企業は人間としてではなく機能、つまり役に立つか立たないかで人を選ぶようになる。これはもうそうなっている。英語や豊かな文化の作法の必要性にも言及し、具体的な意見も述べていて面白かった。
2015/03/06
八王子M
元気が出た。それは内容もそうなんだけど、遠藤周作さんの、書き方が私にとって、すごくほっとするんだよね。苦楽しい、とか、0.5メートル先、っていう彼の言葉が、「あ、覚えておきたい」と思わせてくれる。遠藤周作さん、まだ2冊目だけど、これからもよろしくお願いしますね。
2016/11/30
アイコアラ
色々なものに興味を持て!
2014/09/10
読書好きになった
遠藤周作の本を初めて読みました。 肩の力を抜いて気軽に読める本で、一気に読めました。
2022/04/15
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