うつと発達障害 (青春新書インテリジェンス)
うつと発達障害 (青春新書インテリジェンス) / 感想・レビュー
桜
ADHDやASD、うつ病などを丁寧に詳しく説明してくれる本。一般的な認識と現実の齟齬、誤診、対処、症状など本当に様々なことが書いてあった。私は今まで精神疾患にかかったこともなく、発達障害もないが精神保健福祉士を目指しているため、こうして色々な人たちの苦労や特徴を「知っておくこと」は大切であると感じた。
2024/05/13
えすてい
何かと「発達障害バブル」で少しでも「おかしいところ」があれば「発達障害」と診断されないと「認めてもらえない生きづらさ」が延々と蔓延る中で、前半部は発達障害、ことにASDとADHDに割いている。後半はうつ病。相変わらず専門医の間でも「誤診」や「古い概念」への固執が医療現場で見られる中で「グレーゾーン」に振り回されたりすることの何と多いことか。障害年金についても触れられているが、当事者が社会保険労務士を連れてきて障害年金請求の診断書を書けということがあるようだが、医者と社会保険労務士は犬猿の仲なのだろうか。
2019/09/06
記録用φ(..)
このテーマの本は図書館で見つけると読んでしまうな。どれも似たり寄ったりだと思いつつ、つい。本書は今まで読んだ中でもかなり良本の部類に入ると思った、すごく面白かった。今観ているドラマ、ビッグバン★セオリーのオタク達の話題が出てきて嬉しい。あの何人かは明らかアスペだと。そうなんだよね。他にも有名ドラマの人物や昔の偉人のことが書いてあり楽しめる1冊だった。巻頭にセルフチェックもついています。
2021/02/27
smimoginri
ASDとADHDの違い。発達障害とうつの違い。受け入れること。周囲の対応の仕方。本人の努力の仕方。分かったような分からないような。気になったらまた再読することにしよう。
2020/04/10
jam-jam-donkuma
質問形式になっているので、後で見返しやすい。精神疾患は、異なる病名でも症状が重なっているので、診断が難しい。診断する医師によって、診断名が様々。診断の根拠を医師が説明してくれて、自分や家族が納得できればいいのかなあ。
2019/09/06
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