論理療法の理論と実際
論理療法の理論と実際 / 感想・レビュー
ATS
★★☆中盤からは斜め読み。論理療法は信念対立アプローチと類似した感じ。主に信念に対する修正であるが、出来事の変容や認識の修正なども含まれる。信念というのは環境や教育、経験・体験など多種多様なものから醸成される。それは無意識に物事を判断する物差しになり、それが悩みや対立といった苦痛(障害)になってしまう。べき思考やねばならない思考などは不適な信念になりやすい。看護師は患者に尽くすべきみたいな信念があったとして、ほんまいかな?ということを考えてみる。尽くしたほうがいいよねくらいになるだけでも気持ちが楽になる。
2018/10/13
あべっち
「耐えねばならない」が不合理な信念である場合もあれば「そんなこと耐えられない」が不合理な信念である場合もあるので要はさじ加減なんだけどそこが難しい。/ ところどころにある最近の子は甘やかされて育ってダメだ的なニュアンスが苦手だ。もちろんそういう筆者の私見と学問的な定説はちゃんと区別されているし、悪い本ではない。/ いぜん認知行動療法ってただの実存主義では? みたいなこと書いたけどマジで「論理療法の構成要素の第三は、実存主義である。」(p.8)という記述があってびびった。じゃあやっぱおれにはきびしすぎる…。
2013/03/03
tetekoguma
クライアントの信念の更新を軸にした手法である論理療法のコンパクトな解説書。事例も豊富です。即効性があるところが特徴ということです。論駁によるセラピーとはなんともユニークです。
2024/01/14
花心
大学テキストとして
2009/05/01
言いたい放題
図書館にない
2022/05/29
感想・レビューをもっと見る