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日本のありふれた心理療法: ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学

日本のありふれた心理療法: ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学

日本のありふれた心理療法: ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学

作家
東畑開人
出版社
誠信書房
発売日
2017-02-25
ISBN
9784414416237
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日本のありふれた心理療法: ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学 / 感想・レビュー

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ステビア

『野の医者は笑う』の理論編といったところ。こちらも良著です。

2018/07/01

言いたい放題

面白かったー。私がどこまで理解できているのか怪しいところではあるけれども。けど、私が10代後半〜20代前半にあほみたいなことしてる間に東畑さんは一生懸命論文を書いていたのかと思うと自分が嫌になりました。あと、かれこれ臨床心理学を4年間くらい学んできましたが、臨床心理学にできることには限界があると感じ始めた今日この頃。栄養学の勉強でもしようかな。

2023/08/23

のんタコス

文章がまどろっこしくて、読んでるうちに何について書いてあるのか分からなくなり(汗) 何度も挫折… 正直、私には難しくて…なかなか進まなかった。 描画療法は興味深かった。 心の病気を定義する難しさを感じた。

2022/04/18

素人

日々の臨床実践は、ローカルな文化に住まうクライアントと心理療法家が日常的な「交渉」をすることで作られる。筆者はこうした実践のありようを日本の「ありふれた心理療法」と呼び、医療人類学の成果を参照しつつ内側からの視点で記述することを試みている。

2022/03/05

まろすけ

折衷型心理療法に肯定的な光を当てた本書。第二部と第三部は論文なのでやや難解だし、精神分析を主とした論考なのでそこに好みの差は出そう。しかし総じて良書。クライアントの持つ民間セクターの治療文化と心理士の持つ心理的治療文化が、抵抗、交渉、混淆され、キメラのような合金の治療が作り上げられる。異なる文化の相互作用。そしてクライアントは多くの治療文化を利用しながら自分自身の病に対処し健康を追求していく。ヘルスケアシステム。⚫専門職セクターは時代や地域のドミナントな世界観と親和性を持ち、民俗セクターはオルタナティブ。

2018/01/10

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