地層のきほん: 縞模様はどうしてできる? 岩石や化石から何がわかる? 地球の活動を読み解く地層の話 (やさしいイラストでしっかりわかる)
地層のきほん: 縞模様はどうしてできる? 岩石や化石から何がわかる? 地球の活動を読み解く地層の話 (やさしいイラストでしっかりわかる)
- 作家
- 出版社
- 誠文堂新光社
- 発売日
- 2018-05-02
- ISBN
- 9784416618158
地層のきほん: 縞模様はどうしてできる? 岩石や化石から何がわかる? 地球の活動を読み解く地層の話 (やさしいイラストでしっかりわかる) / 感想・レビュー
アキ
地球が46億年前にできたってどうしてわかったの?など地学の疑問を解消する入門書。地球はプレートの動きがあり、地表に断層が見える場所があるため化石から何億年前のこともわかる。地層は「地球の記憶」っていい言葉。月では表面が動かない。地球には空気や水があるから。特に日本列島は、4つのプレートが合わさった付加体。この本の特徴は地質学者、笹岡美穂さんの専門的に正しく親しみやすいイラスト。日本列島がどうしてできたのか?ということだけで十分刺激的な分野。自然災害のリスクは大地の恩恵があってこそ、その表と裏を知るべし。
2018/09/22
鯖
ブラタモリ充電期間中におさらい。プラや放射性物質が堆積するであろう今を「人新世」と呼ぶらしい。みんなだいすきアロマカリスちゃんは一番最初の発見時、触手はエビ、口はクラゲ、胴体はナマコの別々の生き物の化石だと思われていたらしい。地層のなりたちを表すイラストも絨毯を曲げる等わかりやすくて面白い。ただ「将来的には富士山は噴火するだろう。電子機器への影響など様々な問題が発生すると思われます」との記述には、ウンその前に死ぬんじゃないかな…と思えて仕方なかったです。
2018/08/19
わらわら
ブラタモリで地層が登場する。ちょっとは知識があるといいかなぁと借りてきました。カテゴリー別に優しく解説されている本だが奥は深い(難しい)戦国時代がどうとか幕末がどうとか小っちゃい話だ。46億年前に地球誕生(これは月からわかるとか)40億年生物はいない時代が続き5億年前に生物誕生と言うことが地層でわかる。今の時代、プラスチックの微粒子とか放射線物質とか地層になるそれってアウト違うのと思いながら読んでいたら「人新世」と言うらしい。数億年後の地層を考えるとゾクとする。数億年前の地層もゾクとする。
2018/06/28
🍭
図書館本、2018年発行。地学の初歩と岩石学、火山学・プレートテクトニクス入門にちょうどいい感じのイラスト付き入門解説書。『地層のきほん』ということで、特に地層についての解説が厚く、地層ができるまでの流れとして、地形がどうやって形成されるかについてわかりやすく説明されています。地理学・地層学で学ぶ「水と砂礫、地殻とプレートの動き」も重要であることがわかりやすいと思います。そういえば河川、湖についての本ってあんまり読んだことないから読んでみようと思いました。
2024/04/30
へたれのけい
モホロビチッチの不連続面。地震波が早く走るとか、大昔に教わったような。その意味合いはともかく、言葉の響きが大好きです。モホロビチッチの不連続面!
2024/03/01
感想・レビューをもっと見る