アメリカンクッキー: 歴史や文化がぎゅっと詰まった家庭菓子の56レシピ
アメリカンクッキー: 歴史や文化がぎゅっと詰まった家庭菓子の56レシピ / 感想・レビュー
よこたん
サクサク、ほろほろ、ねっちり、もっちり、ふんわり、しっとり、ガリガリ、ふかふか、パリパリ、ねっとり…。これらが組み合わさって美味しくて個性的なクッキーを彩る音と食感になる。クッキーはアメリカ生まれの英語。いろんな国から集まってきたお菓子も、お家のママの味も、包み込む懐の深さよ。いかにもなザ・クッキーから、カラフルマシュマロとクルミをチョコで固めたどこがクッキーやねん?なクッキーから、ノーベイク(焼かない)クッキー、そして焼く前の生のクッキー生地を模したクッキードゥというクッキーまで。もう眺めては夢心地。
2020/05/07
たまきら
読み友さんの感想から。もううっとり。クッキーという語源を学べただけでも大満足ですが、それぞれ食感が紹介されているレシピを見ながら、脳内で再現する楽しさときたら…♡冒頭がチョコチップクッキーなのは納得ですが、著者がいらした地域が自分と違うので、食べなれているものと違って興味津々でした。古いレシピも面白い!…どこかで食べられないだろうか…。そうそう、エディブル・ドウ(食用生地)売っててルームメイトが食べていた、そういえば!いまだに魅力がよくわからないけど…。
2023/07/12
更紗蝦
「アメリカではその土地ごとの郷土菓子があると同時に、どこで食べても同じお菓子ということがあるのですが、それには、全米で市販されている材料のパッケージレシピが大いに影響しているようです。」(16p)という指摘には、なるほど!と思いました。不二家から『カントリーマアム』が発売されるまで、私は世の中には柔らかいタイプのクッキーがあることを知らなかったのですが、『カントリーマアム』の食感は、「チューイー(Chewy)」「モイスト(Moist)」「ファッジ(Fudgy)」(5p)のどれに当たるのでしょうか?
2023/06/09
くさてる
ドロップクッキー、型抜きクッキー、アイスボックスクッキーという定番から、ノーベイククッキ―(焼かない!)などの変わり種まで、レシピメインのアメリカンクッキーそのものの歴史や文化を紐解いた一冊です。種類や食感、歴史の流れとともにレシピがあるので、なるほどと思って読みました。解説書のように厚くはないけれど、写真も豊富で読みやすく、クッキーが生活に根差したお菓子だということが分かる内容で面白かったです。
2021/02/06
ロア
面白かったー!それぞれのお菓子にまつわる「歴史や文化」なども知ることができて、レシピBookだけにとどまらず読み応えも十分!初めて見るお菓子も沢山載っていて、とても楽しめました。焼く前の生食専用クッキードゥや、焼かずに食べられるノーベイククッキーとか、考えたこともなかったなぁ!掲載されているお菓子の食感や、それがどんな味わいでどんな風に美味しいのかまで書かれていたりして、想像が膨らむ一冊でした。イギリスやフランスのお菓子とはまた全然違うアメリカンクッキー。だれか作って食べさせて(*´ω`*)
2021/10/24
感想・レビューをもっと見る