コマとジャイロ: 回転体の科学と技術
コマとジャイロ: 回転体の科学と技術 / 感想・レビュー
だまし売りNo
コマの動きから物理法則を解説する工学書である。著者は1850年に生まれて、1875年に明治時代の日本の工部大学校(後の東京大学工学部)で数学を教えた。本書は講演を元にしているが、その講演は1890年に行われた。 本書は工学書であり、ただ読む立場では難解である。しかし、コマのようなそれほど複雑ではないものを用いて解説することは興味深い。相対性理論や量子力学のような人間が実感できる常識から外れた理論が登場する前の科学の精緻である。
2023/01/13
uskmal
回転体の挙動を理解したいと常々思っていて本書も読んでみたが、私自身の問題で理解は進まなかった。ただ、この時代にここまでの考え方がされていたことにある種の感動を覚えた。監修者のあとがきはその通りと思った
2023/07/16
せき
図示されても理解しきれない点多々。ただ、コマの不思議な性質について感じることはできた。
2024/07/15
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