真贋
真贋 / 感想・レビュー
Bun-ichi Kawamoto
茶碗はいいのだ、俺という人間に信用がないだけだ、という考えがふと浮び、突然の安心感でぐっすり寝て了ったそうだ。彼に信用がつくに従い、彼の茶碗が美しくなったことは言う迄もない。では美は信用であるか。そうである。純粋美とは譬喩である。鑑賞も一種の創作だから、一流の商売人には癖の強い人が多いのである。
2018/11/14
Haruka Fukuhara
綺麗ないい本でした。青山氏との対談が面白かったです。
2017/07/15
pyonko
難しいという以前に、読むための知識が足りないと感じる。雪舟などの話より、対談、真贋、生と死の話などはまだとっつきやすく、興味深く読める。また、間をおいて再読したい。
2015/09/17
しまゆう
良寛の偽物をつかまされて、日本刀でたたき切ったところは笑った。こんな直情的な人があんな良い文を書くことが、とても興味深くて、もっと知りたくなる。全部読めなかったので、もう一度よもう。「美を求める心」が良かった。
2016/04/11
みきぼうず
160221 浜松せいれい入院中に岡村さんより 1か月以上かけてやっと読了
2016/03/30
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