仁左衛門恋し
仁左衛門恋し / 感想・レビュー
ぶんこ
歌舞伎役者さんが、困った時に手を貸してくださっているのが、いつも仁左衛門さんなのに興味を持って、この本を読みました。その場面の言及がなく残念。関西歌舞伎が衰退していた頃、父である13代仁左衛門さんが私財を投じて「仁左衛門歌舞伎」を興行された事。3男なのに襲名したいきさつが凄かったです。名代を継ぐのは親、親戚が決めると思っていたら、当時の松竹会長からの話でした。確か17代勘三郎さんも同じでした。孝・玉時代のきっかけを作ってくださったのが、森田勘弥さんで、引き立ててくださって、今があると知りました。
2015/04/25
ヨーイチ
図書館本。松島屋は好き。インタビュアーの小松成美ってサッカーの中田選手の事も書いてたはず。他にも色々な分野の人を書いているらしい。サッカーの知識、中田選手との交流はこの本での歌舞伎とか松島屋への愛情とくらべてどうだったのか、氣になるところ。新しい素材に取り入る力はあるのだろう。まあ、スター本だとしたら、どうでもいいことだが。
2014/12/19
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
片岡仁左衛門という歌舞伎役者を知ったのはNHKで放送された中村勘三郎の追悼番組だった。自分の好きなタイプの歌舞伎役者。とても美しい。仁左衛門さんの素敵な人柄がインタビューからもわかる。
2013/04/20
rinrinkimkim
インタビューの内容よりも写真の数々にニヤニヤしてしまいました 美しい!美しすぎる!忠兵衛・久兵衛・・・そして片岡ファミリーの集合写真も必見です。しっとりとした美しさに感動しっぱなしでした
2013/08/19
sawa
☆☆☆☆ 仁左衛門丈は見た目の美しさはもちろんのこと、色気と気品が両立しているところが大好きです。このインタビューから彼の優しく朗らかな人柄がよく分かります。しかし章ごとの終わりにある小松成美さんのエッセイのようなものはうっとうしい。宮辻政夫さんの『花のひと』の方が私は好きです。装丁とカラー写真が豊富なのはいい。
2010/08/21
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