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何はさておき

何はさておき

何はさておき

作家
ナンシー関
出版社
世界文化社
発売日
2002-11-01
ISBN
9784418025275
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何はさておき / 感想・レビュー

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山田太郎

読んでて古臭くないというか今読んでもなにも変わらないというのは、芸能界というか人間そんなに変われるもんでもないということなのだろうかと思った。文章のうまさハンパないなと何回よんでも感心するなと。朝晩寒いわりに昼間が暑いため体調くずしそうな今日この頃。

2019/10/29

田中寛一

ナンシー関さんの本も、テレビ番組を見て読んでみようという気になった。消しゴムはんことエッセー。小さな消しゴムによくも似顔絵と言葉や名前が刻めるものだ。きっかけは小学校3年生の時に隣に棟方志功館ができ映画を見たり図工で版画ばかりし、みんなで真似をしてたという。それが生業にできるのがすごい。外に出るよりもテレビを見て人物をバッサバッサと切っている。デーブ・スペクターさんのように逆襲する人もあったのだろうに、ナンシーさんに共感する人が多くいたということだろう。40歳での早世が残念。

2015/01/11

田中寛一

ナンシー関さんの本も、テレビ番組を見て読んでみようという気になった。消しゴムはんことエッセー。小さな消しゴムによくも似顔絵と言葉や名前が刻めるものだ。きっかけは小学校3年生の時に隣に棟方志功館ができ映画を見たり図工で版画ばかりし、みんなで真似をしてたという。それが生業にできるのがすごい。外に出るよりもテレビを見て人物をバッサバッサと切っている。デーブ・スペクターさんのように逆襲する人もあったのだろうに、ナンシーさんに共感する人が多くいたということだろう。40歳での早世が残念。

2015/01/11

zakuro

誰に対しても容赦ないけど、小泉孝太郎はバッサリやったねえ、自己紹介が彼の代表作だって。デビュー当時そんなだった割には生き残ってるほうじゃない?宮藤官九郎が嫌な奴演じてるCM見てみたいなあ、全く記憶にない。暗殺説があるのも頷けるほどの舌鋒の鋭さ。リアタイで読んでたらもっと面白いんだろうな。確認しようがない番組やCMの批評を読むのもそろそろ疲れてきた。母校の小学校の広報誌に寄稿してたり、連載雑誌も多数あるけど、いろんな場にナンシーさんの文章は存在してたんだなあとしみじみ。

2018/05/24

あきくま

芸能人について書かれている本は沢山あるが、ナンシー関の文章に一番共感できまた納得がいったのは、常に私たちと同じテレビの視聴者として書かれていたからではないだろうか。楽屋裏とか芸能人たちの意外な素顔を事情通から知るのも楽しかろうが「へー」とは思っても膝を打つ事は無い。テレビの外側にいる者のみが持つ、芸能へのひっかかりが本当に的確に言葉にされていて、読んでいてスッとする。テレビ当事者じゃないからこそ言えた「王様は裸」的な指摘を今はする人がいないのが寂しい。テレビ離れが加速する今をナンシーならどう語るのか。

2012/02/17

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