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エンキョリレンアイ

エンキョリレンアイ

エンキョリレンアイ

作家
小手鞠るい
出版社
世界文化社
発売日
2006-03-02
ISBN
9784418065073
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エンキョリレンアイ / 感想・レビュー

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ふぅわん

【追い求め会いたいと焦れ願うのは愛とは呼べないの?】一気読み。涙腺ゆるゆる号泣。書店で出会った花音と海晴。日本とNY遠距離恋愛。出会いは運命的に引き寄せられる。不思議ね。時差がある中メール時々テレフォンデート。柔らかく純粋で確信を持って伝えられる彼の優しい言葉にズキュン。メールが届いてないと泣き虫になる、なるよ。女の子の心理描写完璧な書き方。「人の気持ちは他人には絶対にわからない」どれだけ想っていても相手がどれくらい想って過ごしてくれてるのかわからないもの、わかるのは自分の気持ち。途中、心に刺さる文あり。

2019/06/21

紅香@本購入まであと9冊

22歳。京都を離れる直前。アルバイト先の書店で運命的な出会いをした。メールと電話の遠距離恋愛。。目に見えない吸引力を私も信じてる。恋の始まり、愛の行方はいつも切なさを孕んで、これから咲こうとしてる蕾に似ている。ページの片隅に私を見る。あなたを探す。こんなキレイな結末。私にも奇蹟がどうか舞い降りますように。いい子にしているから。『あの人の言葉を一つ残らず覚えてた。ただの相槌さえも。いいえ、それは覚えていたのではなく突き刺さっていたのだ。だから私の胸はあんなにも痛かった』

2017/03/22

ゆき

書店で運命的に出会った花音と海晴。お互いに恋に落ちるけど、花音は東京、海晴はNYに二人は離れてしまうが、メールや電話で恋を育んでいく。すれ違ってもお互いを信じて一途に愛し続けるなんて、切ないけれどとても美しい愛の形だと思いました。

2019/04/25

assam2005

たった一度だけの出会いで恋に落ち、会えないまま、メールと電話で会話をし、相手を理解していく。心細いときに顔を見て話せない、話をしてあげられない、不安はどんどん膨らみ、ちょっとしたスレ違いが大きな亀裂となる。遠距離恋愛ってそういうもの。信じたいのに信じられない、追い詰められた心理状況。恋愛って相手が目の前にいてこそ正常に育めるものだと思います。会えない寂しさ、マイナスの想いをを必死に前向きにとらえようとした「エンキョリレンアイ」。経験者なだけに読んでいて胸が潰れそうになりました。

2017/03/04

ちさと

超遠距離恋愛をする2人の青春系恋愛小説。出会いは運命的。終わりは非現実的。それが青春系恋愛小説の醍醐味。主人公を見ていて、女は誰でも言葉で癒される動物だなと思った。相手の言葉を幾度も思い出しては愛を追体験する。離れていれば尚更なのかもしれない。さらっと読めるストーリーなのに無駄な描写が見え隠れして少しだけ気が散るけれど、主人公の切ない心情をうまく抽出した物語でした。

2018/10/28

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