雨月物語―上田秋成が描いた怪異小説の世界 (ビジュアル版 日本の古典に親しむ14)
雨月物語―上田秋成が描いた怪異小説の世界 (ビジュアル版 日本の古典に親しむ14) / 感想・レビュー
sofia
雨月物語の「蛇性の淫」は初めて読む。うわあ、怖い、怖い。元は「白峯」をじっくりと、と思ったが、藤本義一が描いていてわかりやすい。背景に写真が載っているが、雲井御所跡、白峯寺などは行ったことある。「白峯」を読んでまたゆっくり見て回りたい。「怪異」小説は怖いよ。
2022/12/12
まぶだむ
『雨上がり月霞む夜(西條奈加)』からの本作。 『雨月物語』に縁のある地を訪れたくなる一冊。
2019/12/04
あんさん
雨月物語から「白峯」「菊花の約」「浅茅が宿」「夢応の鯉魚「吉備津の釜「蛇性の婬」を採録。単なる不思議さ恐ろしさだけでなく、人というものの業の深さを、悲しくも感じさせてくれる。
2022/06/17
なにょう
民俗学者の谷川健一さんが「白峰」はいいと言うので読んでみた。なるほど、どの話も面白い。写真もついているが、実は内容とあんまり関係ないね。きれいなのはきれいだけど。ただ怖いとかじゃなくて、もの悲しい物もある。
2014/08/15
あすこ
大島渚の御法度の劇中で、武田真治が演じた沖田総司が菊花の約を読んだというくだりがあり、興味を持ち図書館で借りた。世間は村上春樹一色の本日、古典文学の入り口に立つ。なんちゃって。蛇性の婬がいい。ファンタジーでセクシーで。
2013/04/12
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