吉田 都 一瞬の永遠 英国ロイヤルバレエ・プリンシパルのすべて
吉田 都 一瞬の永遠 英国ロイヤルバレエ・プリンシパルのすべて / 感想・レビュー
ぶんこ
都さんが語る幼い頃から今までのバレエ人生は、他の本と重なるところがほとんどでしたが、最初に踊りを習いに行ったところが、バレエ教室と思っていたらリトミックだったという、これは驚きでした。リトミックにチュチュのような衣装を着るのかな、子どもだからかな。写真もたくさんありましたが、最初のページからのは私にはイマイチで、他のオンディーヌや練習風景の方が素敵でした。皆さん絶賛のジーンズの写真、本当に可愛くて素敵。
2022/02/07
ひめありす@灯れ松明の火
永遠は、一瞬の連続。オフバランスの連続。一瞬は、永遠の一部。オンバランスで決めた体がぴたりと静止する。例えばパ・ドゥ・シャは空中で一瞬静止する様に。オーロラ姫の指先は一瞬とて同じ状態を続けない様に。白鳥のルティレが永遠の様な時間を掛けて上がっていく様に。そのあまりに美しい一瞬が永遠に焼き付いて人の心を離さないのと同じ様に。一瞬とも永遠とも解からぬ時を、バレエを象徴するポーズの一つがアラベスク。それは永遠と続く唐草模様をあらわす言葉。吉田都。バレリーナとしての彼女は一番新しい永遠、その一瞬がいつも一番美しい
2013/08/04
るりさん
写真は静的なものよりも動的なものが特に美しいと感じられた。 エッセイの方は、題名に全てと入っている割には分量的にも少ないけど、さらーっと読む分には満足できた。 プロになろうと思った訳ではなく、好きだからと純粋に続けていたらいつの間にか今のような道を辿っていたっていう部分が印象的だった。 遅れているということよりも楽しさが勝ったなど、本当にバレエが好きだったんだなあと思った。
2014/05/07
本の妖精@バレエ留学まであと6ヶ月
吉田都さんの素敵な写真と言葉が載っている本。どの写真の都さんも綺麗✨特にロミオとジュリエットの写真からパワーを感じた!『好きなことのために続けてきた努力が、自信となる』『言葉は発送の転換を促す』『与えられた幸運を摑めば、想像を超えた人生が拓ける』『挫折は、自分を知るチャンス』『諦めない限り、人は進化していく』 どれも素敵な言葉✨
2022/01/23
FUU
これまたまた数年ぶりの再読。篠山さんの写真が美しいのは言うまでもないけど、個人的に稽古の一コマが沢山収録されているMIYAKOの方が好きだな。本番の時は着飾っていていつどこで写真を撮られてもいいように踊っているから。だらか逆にレッスンやリハの一コマってめっちゃ好きなんですよね、女性はほぼスッピンで殆ど皆地味な稽古着姿なんだけどダンサーが一番輝いて見えるというか。。その真摯さに打ちのめされたり、リラックスしてる光景に笑えたり。全く飾らなくても輝きを内包してる人だけが真ん中に立てるのかも
2014/04/05
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