市川染五郎 人生いろいろ染模様
市川染五郎 人生いろいろ染模様 / 感想・レビュー
ぶんこ
染五郎さんの本は2冊目。貪欲に色々なジャンルへの興味を仕事へと発展させています。新作歌舞伎への情熱には頭が下がります。調べ抜いて物語に書き起こし、効果的な音としての曲作りを依頼、大道具から小道具まで凝りに凝って作り上げていく様は、お父様譲りというか、先輩歌舞伎役者さんの多くが経てきた道のようです。大事故から復活されるには、壮絶なリハビリがあったと思うのですが、スルーされていらしたのは彼の美意識なのでしょうか。染五郎さんは好きなのに、今まで意外と出演歌舞伎を観ていないので、まずは秀山祭を楽しみにしましょう。
2019/08/14
流之助
幸四郎を襲名する前の染五郎さん。柔らかさの中に強さを秘めたたたずまいが好き。父や息子へのまなざし、妻への思いも垣間見れる。歌舞伎、芝居への思いの強さ、常に周囲にアンテナをはっていく姿。それを、息をするように自然と身にまとい続けている凄さ。歌舞伎は古典でもあるけれどナマモノ。生きている歌舞伎を、やっぱりたくさん見てみたい。同世代の歌舞伎役者も気になってきた。生で観る機会を作れたらいいなと思った。
2018/07/11
はぴた(半分お休み中)
家庭画報連載のコラムをまとめたもの。歌舞伎が大好き、芝居のことをいつも考えている、頭の中は妄想だらけ?な染五郎さんの人柄が出ていて楽しい。ご家族の話もほほえましい。
2016/02/27
Maki
続けて染五郎さんの本。いや、いいな〜。歌舞伎にかける情熱だけじゃなく、お人柄も良い。かっこいいのに面白い。本を読んでますます好きになりました。もっと舞台を見たい!
2016/02/26
akanishi
阿修羅城、アテルイにも多くを割き、著者に影響を与えていることがわかった
2017/01/24
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