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お味噌知る。

お味噌知る。

お味噌知る。

作家
土井善晴
土井 光
出版社
世界文化社
発売日
2021-10-30
ISBN
9784418213177
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お味噌知る。 / 感想・レビュー

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のっち♬

土井善晴の『一汁一菜』提案に則ったエッセイを交えた味噌汁基本の味噌料理レシピ集。「味噌を溶かせばすべて味噌汁」というシンプルな概念だけに既成に囚われないバリエーション豊かなレシピが次々披瀝。土井家と研究所スタッフの集積なだけはある。麺類も西洋食品も大胆投入。発酵食品の組み合わせが重点的。また、自立編に始まり家庭編、季節編、スペシャル編と下拵えのポイントやアレンジを考える際の基本思想も端的に記載されていて使いやすい。敷居を柔軟に下げ、既製品依存症の令和人を「自分で作って食べる」原点回帰へ誘う味噌活のすゝめ。

2023/09/15

よこたん

“味噌汁はお湯を沸かすほどの手間でできるものです。その都度作って食べる、が原則です。”“味噌汁を作るのに、だし汁(鰹と昆布)は不要です。水で具材を煮て味噌を溶く、それだけで充分と心得てください。” 疲れた身体に染み渡るようなお味噌汁を最近飲んだだろうか。具材は豪華でなくていい、欲しいのは、ほっとするような味わい。ちゃんとだしを取らなきゃの呪文に縛られすぎていた。その代わりお味噌はしっかり選ぼう。お味噌自体がおいしければ、あとは楽勝。季節を感じる具材は、やっぱりいいなぁ。茄子とそうめんのお味噌汁、大好き。

2022/03/23

ぴよぴよ

味噌汁の具材にずっと行き詰まっていた。いつも同じ具材のローテーション。そんな時読み友さんがこの本を紹介されていて、さっそく手に取った。 目を引いたのはパンや洋食に合わせる味噌汁。コンソメ入れればそのままスープになりうる素材でも、だしとお味噌でお味噌汁。朝、ご飯が無理なパン食の子どもたちにいいかも。また、同じ豚汁でも季節によって加える具材を変化させる。こんなに違うものなのかと思った。内容とは関係ないけど、文章を読むと土井先生の口調で脳内再生された(笑)まずは味噌ダレを作ってみよう。

2023/10/06

子どもの頃は毎朝食べていたお味噌汁。実家を離れ、毎朝食べることもなくなりました。それでも時々「お味噌汁が飲みたいなぁ」と思うことがあります。最近ハマっているのは「たべるいりこ」。出汁をとったあと、具としてそのまま食べてしまいます。ネギ、生わかめ、しじみ、茹で野菜などは冷凍しておき、お湯はティファールで沸かしちゃいます。お鍋に具とお湯を入れ、煮立ったらお味噌を溶く。サッと作れて栄養満点です。何を作れば良いか分からない人、どうすれば自分の食生活を見直せるか分からない人には、具沢山のお味噌汁をオススメします。

2022/01/17

baboocon

土井善晴さんと娘の光さん初の共著。「一汁一菜でよいという提案」の実践版のような内容。レシピといっても紹介されているレシピの多くは細かい分量は書かれていないのだけど、そうでなくても大丈夫、というのはいつも味噌汁を作っていて感じることでもある。分量の許容度合や意外すぎる具材の取り合わせに、味噌汁って実に懐が深いなとしみじみと思った。

2022/02/04

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