きつねのぱんとねこのぱん
きつねのぱんとねこのぱん / 感想・レビュー
starbro
表紙絵とタイトルに魅かれて読みました。最近の作品かと思いきや、初出から約50年の時を経て単行本化というのが驚きです。きつねもねこもこんなに生方だとは思わなかったにゃあ(=^・^=) どちらのぱんも食べてみたい。 https://www.sekaibunka.com/book/exec/cs/21820.html
2021/11/06
はる
きつねのパン屋さんとねこのパン屋さん。おたがい、相手のパンのほうが美味しいと思い込み、ショックを受けてしまいます……。1973年に雑誌掲載されたものを単行本化。小沢正さんのユーモア溢れる文章。長新太さんの絵も魅力的。困り顔のパンたちの表情が可笑しい。最後はハッピーエンド。
2022/10/06
yomineko
隣の芝生は青く見える🌳狐のパンを食べに来たお月様「猫のパンはもっとおいしいよ」と言われ落ち込む。酷いお月様だね~。猫のパン屋に偵察に行った狐「おいしいけど狐のパンの方がおいしい」と言うものの、猫のパンの方がおいしいかも知れないと激しく落ち込む狐。とうとう2人は心の病にかかってしまい、入院先で出会う。な~んだ、そうだったのか!と意気投合して2人で「きつねこパン屋」を始めて大繁盛🍞🍞🍞
2024/03/13
ツキノ
【1973年初出の絵本】2021年10月発行。小沢正さんといえば小3のとき先生が読んでくれた『目をさませトラゴロウ』を思い出す。今の時代にはお目にかかれないとても丁寧な文体がいい。このおなはしは4人もの画家が挿絵を描いている。巻末に土井章史×N田N昌スペシャル対談があり貴重。生活クラブのカタログで「世界文化社の本」特集があり「世界一おいしいパン屋を目指すふたりの物語」「子どもが落ち込んだ時に、読んでほしい物語」と紹介されていた。【41】
2022/02/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
きつねのパンやさんと、ねこのパンやさんのパンはどちらも自信作なのに、相手の方が美味しいと聞き、変装して敵情視察へ。きつねもねこもお家に帰ったら泣き出してしまって…。初出は1973年というから驚き、幻の絵本の復刻ですね。長新太さん以外にも田村セツコさん、せべまさゆきさん、藤枝リュウジさんが絵を担当しているものもあるようです。長新太さんについて、土井章史さんとN田N昌さんの対談も載っています。
2021/12/04
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