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王さまのお菓子

王さまのお菓子

王さまのお菓子

作家
石井睦美
くらはし れい
出版社
世界文化社
発売日
2021-12-02
ISBN
9784418218226
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王さまのお菓子 / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

文は石井睦美。くらはしれいの絵。いかにも女の子向けといったパステルカラーの表紙には、今どき抵抗感がなくはない。お話は、フランスの「王さまのお菓子」をアレンジしたもの。エピファニーの日(1月6日。東方の三博士礼拝の日)に食べるフェーブ(小さな陶器の人形)にまつわる物語に基づいたもの。ただ、終結部の説得力のない唐突さと文体に違和感が否めない。絵は全体にフランス風を強く意識したもの。それはそれとして、一応は成功していると思う。

2023/11/27

ままこ

新しい年のはじめに親しい人たちと食べるパイ。ミリーの願いは叶うのか…。レトロな外国の絵本のような絵が素敵。温かで幸せな気分になる新年にふさわしい絵本。

2023/01/04

☆よいこ

絵本。「王様のお菓子」ガレット・デ・ロワは、もとは1月6日のエピファニーの日を祝って食べるものだった。今は1月中に食べる。パイの中にフェーヴ(陶器の置物)が入っていて、切り分けたパイの自分のところに入っていたら王さまになって1年間の幸福が約束される▽陶器の置物の小さな人形ミリーはパティシエのブランさんの手でパイに入れられる。アデルさんが買って持ち帰り、3人の子ども達に切り分けられる。フェーヴが当たったのは誰?ミリーはベルを幸せにする▽丸善に絵本グッズがあって可愛いなと思いました。パイ食べたい。2021年刊

2024/11/14

はる

パイの中に小さな人形を入れて、その人形が入ったパイを当てた人は一年幸せになる、というガレット・デ・ロワ。その中に入った人形のミリーは、両親から離れて暮らしている気の毒な少女に自分が選ばれるように必死に願いますが……。人形のミリーの視点で描かれているのがユニーク。ドキドキしながらも予定調和で終わるのだろうな、と思っていたら意外な展開にちょっとビックリ。でもラストはとても温かくて良かった。くらはしれいさんの、ノスタルジックなおしゃれ感のあるイラストが魅力的。

2023/06/16

紫 綺

フランスの伝統菓子ガレット・デ・ロワ。中に1つだけある陶器製の可愛いミニチュア、フェーブが当った人は幸せに。誰に当るか、誰に当るか、あの子に当れ!はずれても大丈夫!優しさが当るよ♪

2022/08/30

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