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向田邦子全対談集

向田邦子全対談集

向田邦子全対談集

作家
向田邦子
出版社
世界文化社
発売日
1982-08-01
ISBN
9784418825042
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向田邦子全対談集 / 感想・レビュー

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Hiroki

文京区立図書館 対談本って、飛び切りの上等か糞かの両極しかない。互いを褒めまくってるのは糞で、己を主張しながら相手の言いたいことと秘め事をそっと浮かび上がらせて来るのが上等で、このためには二人の暗黙の了解と遠慮・気遣いが大前提となる。ということで、邦子さんは対談の名手でもあったのであります。人は付け込む隙を見せなきゃダメ。女の料理で時折白粉臭いのがあってコレは不味い、等々唸るフレーズがキラ星だ。澤地久枝さんとの掛け合いはまさに肝胆相照らすで大笑いしてしまった。

2024/11/03

イルカ

向田邦子さんが亡くなったニュースを聞いて、あまりのショックで呆然とした。それまでも彼女の作品は読んではいたが、対談集は向田さんの声が聞こえてくるようでこの本を買った。天才とは彼女のような人のことを言うような気がした。

1983/01/01

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