夢みる機械 (ジャンプスーパーコミックス)
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夢みる機械 (ジャンプスーパーコミックス) / 感想・レビュー
アイアイ
古さを感じないSF作品。人口増加による食糧不足と広がる貧困、いつの間にか人間とロボットが入れ替わっている話は映画のようでした。ネコの予言による大震災「猫パニック」など怖すぎる。▽図書館
2015/09/29
Rrr
SF短編集。諸星大二郎さん初読でしたが、面白い。ブラックでシュールで不気味で。社会への風刺も入っているようで。表題作の「夢みる機械」は「世にも奇妙な物語」で実写化されていましたね。
2019/09/24
Hiroki Nishizumi
大二郎にしてはちょっと飛躍が足りないかな
2016/06/25
奴が岳魚
諸星大二郎のSF短編集。なんつうか、よくこんなに、奇妙な事を思いつくよなぁというのが、率直な感想。表題作は、胡蝶の夢のように、「果たして何が現実か?」・・・という、僕のようなアル中であり睡眠中毒で、僅かな素面の時間ですら祝詞上げたり真言唱えたりして、どう考えても昨今の日本社会から離脱している者にとって、常日頃浮かぶそんな命題を上手いこと逆手に取って社会批評に結んで落としていて、さすがだなと、思った。
2014/03/12
すがし
他に「不安の立像」「失楽園」読了。「生物都市」がやはり圧巻だったが、本巻収録の「食事の時間」「地獄の戦士」なども名状しがたい不気味な読後感を残す。この、教訓や意味づけを潔癖なまでに拒否する、人の論理に組み入れられない異物感が諸星作品の魅力であり、彼の手塚治ですら「真似できない」と評した独壇場なのだと痛感する。
2011/12/11
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