PIL (オフィスユーコミックス)
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PIL (オフィスユーコミックス) / 感想・レビュー
エンブレムT
国と時代を超えた国民的お風呂作品『テルマエ・ロマエ』とは全く違って、こちらは作者の経験を色濃く反映している学生ものでした。だがシカシ「そうか!ヤマザキマリさんって、放浪者の魂を持った方なのかも・・・」などという思いもしなかった共通項が浮かび上がってくる作品でもありました。枠にはめられることを何よりも嫌い、自分の居場所を求めさまよう主人公・波多野七海。1980年代の日本で、あがき続けた彼女が見つめていたのはPIL(パブリック・イメージ・リミテッド)。・・・笑いを求めて読むと、肩すかしを食らいます(←食らった
2012/02/23
たまきら
PILかあ。アメリカで十代を過ごした自分…ヘビメタ、そしてその後はオルタナ全盛期だったけど、sham69は好きだったなあ。資本主義なお国の政治の町DCで、週末はあちこちのライブハウスに連れて行ってもらった。貧しいことに胸をはってるこれからなミュージシャンたちがかっこよかったなあ…Fugazi、Jawbox…。小さな島にいる今もやっぱりロックとパンクが好き。そんな自分にはなんだか懐かしい気持ちになれる一冊でした。
2021/04/12
若冲
我が青春と被る時代のお話し。弾けたジイと更に世の中斜めに突っ切る七海ちゃんの真っ直ぐで純な話しさ。労働者階級舐めんなよ(^_^)
2014/02/03
たにしぃ
買ったけど表紙がなーと思って何と無く積みまくってた。最高に面白かった!!七海ちゃんは労働階級にあこがれすぎな気もするけどw素直に楽しいが音楽好きならあーそうそうって懐かしいので本当オススメ!私もロンドン行きたい。あと改めてピーター・バラカンの偉大さを実感する。
2014/09/07
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
面白かったよと友人から貰い受けた。労働少女マンガだと思ってたらpunk少女マンガになってしまって、庭師のお兄さんと何かあるかと思いきや進展せず。本当に高校時代のエッセイ風マンガだった。これはこれで面白かったけど…。すっきりせず。
2017/02/10
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