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対人関係療法でなおす 双極性障害

対人関係療法でなおす 双極性障害

対人関係療法でなおす 双極性障害

作家
水島広子
出版社
創元社
発売日
2010-07-09
ISBN
9784422114637
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対人関係療法でなおす 双極性障害 / 感想・レビュー

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里季

投薬治療の他に対人関係からのアプローチで治療する方法。 この本を読んで改めて「双極性障害」は、一生涯付き合わなければならない病気との認識を得た。

2020/06/24

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

【1回目】基本的には薬物療法を必要とするものの、一生薬を飲み続けなければならない双極性障害だが、薬だけではカバーしきれない部分がある。それは、社会リズム(生活リズムと言い換えてもいい)と、対人関係という資産の毀損である。それを「補う」のが、この対人関係療法だという。これの基本となるのは、SRM(ソーシャル・リズム・メトリック)と言われる生活リズム+ストレスの強度の把握である。これを通じて、対人関係(=役割期待)を改善してく。つまりは、自分の状態を知り、躁やうつのエピソードの発現を軽減させようというものだ。

2018/06/11

Taka

読みやすくて実践したい内容。社会リズム療法がとても参考になった。最近自己管理として寝る・起きるなどの「時間」、「気分」を毎日記録しているのだが、社会リズム療法ではそれに加えて「どれだけ人と接したか」「刺激の大きさ」も記録する。これを視覚化することで、なるべく規則的な生活にするのと、ちょっと刺激が大きいものでもどれぐらいまでなら許容できるか見極めることができるというメリットがある。今休職中だけど、復職に向けて自分にある程度刺激を与えて許容量を知っておく必要があるかも。

2016/08/27

fonfon

アメリカで流行るHOWTO本の如きさばさばと陽気な空気が通奏低音としてありながら目配り気配りの効いた良書。双極性障害の当事者及び家族でなくても、かなり役立つ本じゃないかしら?睡眠の乱れ等でやすやすと変調をおこしてしまう可能性がある「無理がきかない」双極性障害の当事者は社会的に「不便」だけれど、「無理がきく」ことが果たして生物として自然かどうか、「無理をきかせる」ことが現代社会の異常さであり「無理がきかない」のは生物としての自然な叫び、と考えれば、双極性障害から学ぶことは多々ありスローライフにつながる、と。

2012/01/15

ぽんてゃ

SRMの簡易版を記録してみることにした。活動量が多いとエピソードのきっかけになってしまうかもしれないらしくて躁鬱ってすごく繊細なんだなと思った。めんどくさいけどゆるゆる自分の感覚とか記録して慣れていきたい。分からないことが多すぎるし上がり下がりがすごい。躁鬱患者は正論を言ってしまう人がたまにいるらしくて自分も少し当てはまるなって恥ずかしくなった。規則正しいは正義らしい。朝は起きて夜は寝て朝ご飯を食べ薬を飲み健康的に生きろということか。

2022/09/11

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