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図説中国文明史 (6) 隋・唐 開かれた文明

図説中国文明史 (6) 隋・唐 開かれた文明

図説中国文明史 (6) 隋・唐 開かれた文明

作家
稲畑耕一郎
尹夏清
佐藤 浩一
劉 イ
出版社
創元社
発売日
2006-08-08
ISBN
9784422202570
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図説中国文明史 (6) 隋・唐 開かれた文明 / 感想・レビュー

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こら

焼き物で有名な唐三彩が多数収録されてます。胡服(イラン系民族服)を着た人形や乾燥した餃子・シュウマイの出土品を見ていると、その時代の人がどの様に生きていたのかに思いが馳せます。この時代の鎧は三国志や毘沙門天の鎧そっくりで画像だけでもカッコイイ!

2020/02/19

どろすて

正倉院の宝物を見た後に、図書館で借りて読む。所々に翻訳のあやしいところがあるものの、豊富な図版で遺物を紹介しているため分かりやすい。唐の文化が多くの他民族の影響下に成り立っていることがよく分かる。巻末に遺物各図の出土地、収蔵場所をきちんと載せているのも○。

2020/01/12

ポルターガイスト

このシリーズは,雰囲気をざっくりつかんだり,授業用のプリント写真を集めたりするのにはいいが,意外と話のネタになるような要素はつかみにくい。ジャンルごとに分断されているためか。

2013/11/03

ろーじゃ

唐の時代は民間でも女性が大活躍しているとは驚きでした。衣服の説明が性別・身分を問わず特に豊富で、資料を見ているだけで当時の生活が浮かび上がる程の充実ぶり。1冊通して貴族・庶民の生活文化に特に力を入れてる様子ですが、宗教建築や長安城の説明も分かりやすかったです。

2012/08/30

韓信

隋唐時代の社会・制度・文化を豊富な図版写真で概観。とくに服飾関係が資料豊富で面白い。当時の農業の進展ぷりや揚州の繁栄など、あまり知らなかった分野もこんなに研究成果が出ていたのかと新鮮な気持ちで読めた。 ただ、現代中国の民族問題への配慮というか、政治的なカラーがにじみ出ている点には注意。あと藩鎮体制についてほとんど触れていないのが最大の欠点かな。 個人的に気になったのは、ソグド研究者がすべて「ソグド」と見なしてしまう胡人俑をソグド人やアラブ人などに分類しているが、その基準は何なのか、という点。

2012/04/15

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