クレオパトラ: 古代エジプト最後の女王 (知の再発見双書 40)
クレオパトラ: 古代エジプト最後の女王 (知の再発見双書 40) / 感想・レビュー
春ドーナツ
前口上。HPによると「本シリーズの原書は、フランスのガリマール社最大のプロジェクト『ガリマール発見双書』で、現在500をこえるタイトルを刊行中」で、そうだったのかと私は言った。白水社の『文庫クセジュ』も同国だったと私は言った。中入。手塚治虫のアニメ映画「クレオパトラ」を幼稚園の夏休みの午前中にテレビで観た。ものすごく官能的な内容(大人向けのアニメシリーズ「アニメラマ」第2弾)で、フラフラと変な気分になって畳の上で大の字に倒れ込んだ。千秋楽。〆。オーラス。正しい言葉が思い浮かばない。おあとがよろしいようで。
2019/08/14
いっちゃん
何千年も昔から、今の時代に名を残すクレオパトラ。女を武器にって悪く言う人も多いけど、政治の手腕もやっぱりすごかったよう。表紙の絵にあるように、最後も壮絶。エジプトの考古学博物館で、大興奮したことが思い出される。
2015/07/25
スルメ
クレオパトラ波乱の人生だったんですね 賢くてお茶目でみんな大好きになっちゃいますよ
2018/02/23
えふのらん
クレオパトラのあれこれよりもエジプトとローマの外交に重点が置かれていてよい。クレオパトラがエジプトの息の根を止めたことに違いはない、が、そもそもマケドアニアのアレクサンドロス大王がエジプトに撒いた種がプトレマイオス朝として芽吹いたわけで、世間的にファラオとしてイメージされているトトメス三世や同じ女帝のハトシュプストとはかなりの距離がある。彼女がカエサルやアントニウスといったローマの輩を利用して国を守ってもエジプト史としてはどうなんだ、という違和感が常に付きまとう。
2023/08/15
月照彦
プテオマイオス朝時代には、自分が王位につくために平気で親や兄弟を殺し、あるいは兄弟と結婚したりと、そういうことが当たり前のように繰り返されてることに驚く。
2012/03/28
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