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ナポレオンの生涯:ヨーロッパをわが手に (知の再発見双書 84)

ナポレオンの生涯:ヨーロッパをわが手に (知の再発見双書 84)

ナポレオンの生涯:ヨーロッパをわが手に (知の再発見双書 84)

作家
ティエリー レンツ
福井憲彦
TierryLentz
遠藤 ゆかり
出版社
創元社
発売日
1999-06-01
ISBN
9784422211442
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ナポレオンの生涯:ヨーロッパをわが手に (知の再発見双書 84) / 感想・レビュー

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KAZOO

ナポレオンの生涯が描かれています。英雄でこれほど様々な画家によって描かれた人物というのは彼以外にはあまり思い浮かびません。その数々の絵画によって彼の生涯を描いているわけですが、その容貌というのは描く人によってもあまり変わりがないですね。またその死因は毒殺されたのではなく、家系の遺伝での胃がんということだそうです。

2017/05/15

おやまだ

ナポレオンはフランス革命の理念の守護者なのか、専制政治を敷きヨーロッパを戦乱に巻き込んだ戦犯なのか評価が分かれるが、この入門書はその両面性をうまく解説しているように思える。しかしナポレオン個人の資質の描写にやや負っているところが大きく、なぜ革命期にフランス軍がヨーロッパを制圧できるほど強かったのか(人口や国民皆兵など)、フランス軍の侵攻と各国のナショナリズムの勃興についての解説が欠けていると思う。とはいえ、この小冊子だけではナポレオンを語りつくせない、それほどの巨人だったことは理解できる。

2020/05/14

ナン

ナポレオンの生涯・功績をビジュアルで理解したいならオススメの本。掲載資料も多く、文章も読みやすかったので、数時間で読み終えることができた。主だったイベントや戦闘について網羅されており、また、ナポレオンの一方的な賛美というような内容でもなく、バランスが取れている。ナポレオンについて学ぶ上で手元に置いておきたい一冊。

2021/02/28

らい

いろんな側面で関わった人たちのコメントが載ってるから、言語録の時とはまた違った見え方がした。メディアという媒体のことすごく気にしてたみたいだし、後者の方でイメージに気を遣っていたというのは当然といえば当然か。激動の時代に、状況が刻一刻と変わる中で、勇気を持って判断し、実行し、そして、それがことごとく的を得ていた人という印象。それは他の誰にも見えていなかったこと。それにしても欧州の機微や伝統は難しい。個々のアイデンティティを持ちながら、共同体の意識もある。成り上がりの若造に統一されることを好まなかったのか。

2023/08/31

マーク

評価の別れる人物であるが、様々な側面を簡潔に記した本。尋常ではない大物であったのは間違いなし。

2016/02/22

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