ル・コルビュジエ:終わりなき挑戦の日々 (知の再発見双書 126)
ル・コルビュジエ:終わりなき挑戦の日々 (知の再発見双書 126) / 感想・レビュー
T2y@
読み始めた直後の「国立西洋美術館」世界遺産登録ニュースにビックリ。 コルビュジエの歩みを、作品・建築物の写真と著書の引用から辿るガイド。現代の建築・都市計画のベースとなる『近代建築の5原則』提言など、様々な才能を発揮しつつも、本質はコンセプターだったんだなと。 「ユニテ・ダビタシオン」いつか実物を見てみたい。 まずは上野へ。。
2016/05/18
meg
すばらしい。写真も豊富でパラパラみたり、じっくりみたり。楽しい体験ができる。ル・コルビュジエのこともっと勉強したくなる。
2024/06/12
かっぱ
若き日に画家を目指して、やがて建築家となったル・コルビュジエ。表紙を飾るノートル=ダム=デュ=オー礼拝堂も斬新ですが、やはり、集合住宅であるユニテ・ダビタシオンが、構想とともに建築史に残る名作だろうと思います。
2013/11/15
またの名
モダン過ぎる建築デザインの斬新さに、設計案を求めた国際連盟やソ連当局すら尻込みして拒否。装飾のないことが装飾という極端な近代主義に行き着いた建築家の生涯と仕事を追う本書から見えるのは、国家規模のプロジェクトへも積極的に参加しようとして行動しながらも挫折する姿。コルビュジエ(この名はペンネーム)は諸政治勢力の援助を受けるため八方美人的にあちこちと付き合ったせいで、各方面から敵認定。芸術家としての活動も諦めなかった人生に幕を下ろしたとき祖国政府が追悼を捧げたにしても、「それでは遅すぎることをよく知っていた」。
2018/07/06
nbhd
「近代の装飾芸術は、装飾を持たない」(ル・コルビュジエの言葉)。「現代の建築批評は、批評を持たない」(ぼくの言葉)。
2017/09/21
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