KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略

悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略

悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略

作家
内田樹
出版社
自由国民社
発売日
2016-06-10
ISBN
9784426120986
amazonで購入する

悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

壱萬参仟縁

学問の世界でも80年代ぐらいから、言葉づかいがしだいに攻撃的、非寛容になってきて、対話性が失われた(014頁)。ゆゆしきこと。英語では転職をvocationとかcallingとか言います。呼ばれること。誰かが呼んでいる(023頁~)。愛国心とは、どう手当てしたら国家の性能が上がるか考えること。(035頁~)腹が立つことが少ない組織:上が立派な人が条件。トップに見識、度量があり、想像力豊か。組織パフォーマンスが上がり、

2016/11/14

ヒデミン@もも

質問が普通過ぎて。もっと別の面から攻めて欲しかった。

2017/07/09

魚京童!

都でやっていけると思ってる。独りで。だから悩んでいるのだろう。結局複数の人が集まるのも万が一のためなんだ。だから社会保障がしっかりしてしまえば、どうでもよくなる。その過渡期に生きているから悩むんだ。いずれロボットが雑務を行い、グーグルが考え、ヒトは快楽スイッチを押すだけになる。そしたら死んだも同然じゃんって思うけど、既にそうなのかもしれない。仕事が好きな人は仕事で、趣味に生きる人は趣味で。アドレナリンとノルアドレナリンのバランスだけなのかもしれない。それでもいいと思ってしまう。それが人生だと。

2018/11/25

Ryuya Matsumoto

 いろいろと考えるところがたくさんありました。「この国を住みやすい国にしたい。そのためには身銭を切ってもいい」と思っている人の数が多ければ多いほどその国は住みやすくなり、「この国は住みにくいし、先行きもわからないので、無駄に年金も税金も払いたくない」と思う人が数が増えれば増えるほど、その国はますます住みにくくなる。僕も正直自分のことでいっぱいいっぱいだけれど、この言葉は覚えておきたいと思いました。

2016/08/02

NAKY

内田先生の人生相談。2012年から2016年前半の巻。最初の頃は、人生に迷える子羊を優しく時には冷たく突き放す、ある種典型的な人生相談だったのに、2014年あたりから政治と世相の相談、というか質問ばかりになってくる。それはともかく先生の講義は、ものごとの成り立ち、有り様、諸々を、既成概念や希望的観測や利権や妄執や恨みつらみなどとは真逆の、とても真っ当なロジックで解き明かしていくのが爽快かつ目から鱗です。そんなに突飛なことも、天才的な発想もおっしゃって無いと思うんですが。すごいです。

2016/09/18

感想・レビューをもっと見る