Utage・宴 (vol.1) (柏艪舎文芸シリーズ 北の作家書下ろしアンソロジー vol. 1)
Utage・宴 (vol.1) (柏艪舎文芸シリーズ 北の作家書下ろしアンソロジー vol. 1) / 感想・レビュー
あじ
奇遇な場面で彼女と言葉を交わした後、かつて同級生だった事を彼は思い出す。朝倉かすみ「おまえ、井上鏡子だろう」は、彼女の人生に何があったのか─やりきれなさに余韻の帯が長々と残る。愛する人に尽くし果てた男の悲哀を描いた東直己も、陣頭を取る秀作だった。未文庫化ですが各作家の短編集に、収録されているかもしれません(小路さん既読)。北海道の作家が書き下ろした、ローカルなアンソロジーです。第二弾まで出ています。
2017/05/12
はるき
最近アンソジーにハマりつつあるんだが、これも面白かった。出身地が近くても(かなり大雑把な区分けだが)書く物もスタイルも様々。自由気ままで気楽でいい。小路幸也目当てで読んだので、既読だったのが残念無念。「おまえ、井上鏡子だろう」が好き。
2014/08/16
あきちゃん
宴といえば、“〇フィ”だが(笑)。単純ににぎやかな話を想像していたので、あれれれれって感じです(とりあえず飲んだり食べたりするシーンはあるけれど)。読みなれた(!?)小路氏の話はしっくり来たけれどあとはさらっと流してしまった(^-^;
2018/03/09
はるこ
朝倉さんと小路さん目当て。どちらも「らしい」作品。新しい作家さんとの出会いも期待したのだけど、琴線に触れるものはなかった。
2012/06/20
memo
小路さんのお話は長編で読みたいなってくらい好きでした。他のお話は…正直、この世界観は私には理解できませんでした。もっともっと北海道が全面的にアピールされているのかと勝手に先入観を持ってしまいましたが、勘違いでした。
2011/06/05
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