人生の意味の心理学 (下) (アドラー・セレクション)
人生の意味の心理学 (下) (アドラー・セレクション) / 感想・レビュー
パフちゃん@かのん変更
『協力』という言葉が大事にされていて、「協力を学ばなかった子供は後に神経症者、アルコール依存者、犯罪者、あるいは自殺者になる」と書かれています。「教師を通じて我々はすべての子ども達に接し、すでになされた誤りを正し、子ども達を自立心があり、勇敢で協力的な人生に向けて訓練することが出来る。ここに人類の未来における幸福のための最大の約束がある」と書かれていますが、う~ん、難しい。『道義を重んじ、自主独立の精神を養い、協力一致事にあたりましょう』という中学校の校訓を思い出しました。でも、どうやって・・・?
2014/10/30
唯誠
下巻では、共同体感覚を育むために、学校の影響、思春期、自然と環境、身体の遺伝、犯罪者の心、犯罪者のパーソナリティ、精神障害、臆病、また仕事、結婚に至るまでを対象とし論じている。 家庭環境や貧困、器官劣等性な身体のハンディキャップや社会的な不利なことなど、われわれには知識や経験というものから、対処する正しい方法があるが、それがあるのかないのか否かで、物事に対する意識は変わる。ライフスタイルを扱うものだけが、心理学と…
2020/11/03
CCC
アドラー心理学に触れたくてこの本を手に取ったけれど、これが最初の一冊で果たして良かったのだろうか。(例えば前提の建て方なんかが)思ってたより学術的じゃないというか、自己啓発的、あるいは哲学的? うぅむ、こういうものなのか……?
2016/01/18
Ribes triste
初めてのアドラー。すっきりとした非常に洗練された文章ですが、その内容はストレートに心に沁み込んできます。心理学の本というよりも、人生をよりよく生きるためのすべを教えてくれる本です。誰もが人生において困難に直面した時、どう対処し受け入れるかに悩みますが、悩む私たち自身が考える余地を残しておいてくれるやさしさを感じます。
2016/02/07
mintia
難しかった。時機を見て再読したい。
2017/03/14
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