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からくり夢時計: DREAM∞CLOCKS (上) (アルファポリス文庫)

からくり夢時計: DREAM∞CLOCKS (上) (アルファポリス文庫)

からくり夢時計: DREAM∞CLOCKS (上) (アルファポリス文庫)

作家
川口雅幸
出版社
アルファポリス
発売日
2010-11-01
ISBN
9784434150128
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からくり夢時計: DREAM∞CLOCKS (上) (アルファポリス文庫) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆ やっぱりこのシリーズは字がデカイ!ちょっと恥ずかしい気がして電車じゃ読めないなぁ。大きい=お子様の読み物っていうイメージがあるからでしょうね。いくら子供達が活字に慣れてないとはいえ、児童書でも文庫本ならフォントは普通でもいいような。。子供達はまだ目がいいしね。例えば、これ逆じゃね?って発想転換はどう?出版社の方々。つまり児童書以外にシニアの方の老眼に優しく!という発想で一般的文庫本でもシニア対象作品を大きくするみたいな。さすれば大きい=本好きっていう式が定着するかな?あっ作品レビューは後編で。

2016/06/05

あつひめ

小学生が主人公の物語。でも小学生にしては色々考えてる…ちょっと大人っぽさがあって…。文章が口語体だから読みやすいようでいて読みずらかったのが残念。でも…生まれて間もなく亡くした母に会えたときのドキドキ感とかは凄く伝わってきた。今からは得られない幸福な時間を体験してる。当たり前なことなんてないんだな…と感じさせる瞬間があったり…。タイムスリップによって生じた出来事…下巻ではどうなるのか楽しみです。複雑な展開でなくとも家族の温かさの感じられる物語だった。口語体だから…点訳の分かち書きが難しそう(笑)

2013/09/19

Willie the Wildcat

父、そして兄との微妙な距離感。寂れた商店街、伴う父の時計店と兄の就職が小さな心を悩ます。鬱積の中、謎の鍵が導く過去の世界。今は亡き祖父、そして母との交流は温かい。共通項はもれなく家族愛。祖父との語り合いの場面が、もれなく前半のハイライト。祖父が語る祖父の半生と「時の鍵」。鍵の有効期限が、3日間の後半戦。文字盤の”∞”、百香が口にした”天女”など、数々の謎解きも楽しみ。時空構造の限界とは如何に?

2021/08/09

hirune

時計屋である自宅で拾った不思議な鍵で、自分の生まれる5日?前の過去にタイムスリップした聖時少年。現在にもまだ生きている人の過去を見られるのは楽しいけれど、もういない人に会って話したり 一緒にいたりするのは、嬉しいけれど 切ない経験だよね(*´-`)

2019/06/05

へくとぱすかる

243ページのシーンには涙がジワッとわいてくる。タイムスリップ小説には欠かせない種類の場面である。小学生がタイムスリップする物語では、行く過去が比較的近い過去になる場合が多いだろう。この本では、12年前の自分の生まれた年にたどり着き、そこで過去世界の体験をすることになる。あとの物語の内容を思えば、時代の選び方が実に絶妙なことがわかる。その感動をいやがうえにも盛り上げるかのように、冒頭の「現在」が、実に淋しい世界として描かれている。過去の暖かい世界に包まれて、聖時が取り戻すものは果たして何だろうか?

2014/10/22

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