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!! (2) (アルファポリス文庫)

!! (2) (アルファポリス文庫)

!! (2) (アルファポリス文庫)

作家
二宮敦人
出版社
アルファポリス
発売日
2011-10-17
ISBN
9784434159893
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!! (2) (アルファポリス文庫) / 感想・レビュー

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セウテス

ビックリマークシリーズ第2弾。「ずっと101号室」ある女子大生がストーカー被害に遭い、誰が犯人か解らなく追い詰められて行く。身近な2人の男性は、お互いがもう1人の方がストーカーだと説明し、ミステリとして推理もしていたので、犯人をハッキリさせて欲しかった。ただしそれも全部含めて、女子大生の精神の問題だと考える事も出来るから、難しい所かも知れない。「アナタライフ」脱ぎたくて、という感覚ひとつ取っても恐怖は感じるのだと納得。自分の指や手、足などを切断してしまう精神病があると聴くが、自分は共感出来出来る所が無い。

2019/10/06

あも

ずっと101号室/アナタライフの2編。前作は3話収録だったのに…ただでさえ満足感の薄い話が減量してさらに残念感が。いや、二宮作品いっつも設定というか発想は悪くないんだよ。文章力も某山田さんみたいに壊滅的って訳ではないんだよ。でも、作り込みが甘すぎて、残念な気持ちにしかならない。例えば何頁にも渡る超長文メールのシーンがあるが、ここの描写も上手くやれば狂気や怖さを演出できたろうに、なんか雑だから、もーいーっす、としか思えなかった。いや、これ、もっと面白く出来ただろお前…と溜息をつくために読んでる気がしてきた。

2012/03/09

ナチュラ

!「ビックリマーク」というタイトルの小説の第2弾。『ずっと101号室』と『アナタライフ』の中編2話を収録。表紙でわかるようにホラー系の小説である。1話目はストーカーの被害に会う大学生の女子の話。2話目は自殺願望のあるグループが、ある携帯サイトに入会した結果……。どちらもただ怖いだけでなく、人間の心理、《死》についてなど考えさせらるものがあった。

2020/07/04

ミロリ

『ずっと101号室』ストーカーからの悪質行為に精神異常となる主人公。ストーカーの正体とは……人の解説を読んで納得。個人的な好み上、ナオキがストーカー犯で、リュウイチがサトミの恋人昇進する結末がほしい。『アナタライフ』配信メールを読んで魅力的な思想だと思った。実際にあったら騙されるというか本当に信じ切ってしまう人も出てきそう。

2014/07/30

のりすけ

登場人物三人しかおらへんから、思考がぐるぐるな『ずっと101号室』。厨二感マンサイでメール読むのに疲れる『アナタライフ』。高校生くらいの時に読んでたらハマったかもしれない。何も考えずに受け入れればいいんじゃない?的な内容がアサイラムに通じてて嫌いじゃないですw

2022/12/16

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