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!!! (3) (アルファポリス文庫)

!!! (3) (アルファポリス文庫)

!!! (3) (アルファポリス文庫)

作家
二宮敦人
出版社
アルファポリス
発売日
2012-01-25
ISBN
9784434163050
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!!! (3) (アルファポリス文庫) / 感想・レビュー

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あも

ゴミ捨て場/「  」の2編。だから、設定勝負で展開や描写にそこまで期待できないんだから、1話を長く書くより、サクサク別の話を書くべきだってば。文句を言いながらも惰性で何となく読み続けているシリーズ第3弾。相変わらず創作のスタート地点である発想は評価できる。隣人の主婦が自分を殺そうとする1話目、人の言葉が動物の鳴き声のように意味の通じない音にしか聞こえなくなった少女の2話目。せっかく発想力があるんだから、もっと練り込んでいいものを書いてくれたらとも思うが、今後も変わらないだろうし最早あまり期待はしていない。

2012/06/26

shoko

三作続けて読んでみた中でこの『ゴミ捨て場』が1番タイプでした。最後にゾクゾクって言うのがいい。二宮さんのこの短編シリーズはサクッと読みきれて、あとをひかない。ライトなのかもしれないけど、このくらいの軽さでちょうど良いと思います。

2018/08/14

にゃむこ@読メ13年生

携帯ホラー小説文庫化第3弾。隣人のおばさんに命を狙われていた女子大生が恋人、友人とともにその理由を探り始める『ゴミ捨て場』。ある日突然、他人の言葉が「 」としか聞こえなくなった女子高生が、それを理解できない周囲の人から孤立していく『「  」』の2編。『ゴミ捨て場』は事件発生→謎解き→解決→どんでん返し、という王道の展開。『「  」』はどうしてそうなったか、の部分をもう少し掘り下げて欲しかった。ホラー感はない。両編とも事件の真相は別にあるが、最後はこういう結論付けが一般的だろうな、という締め方。

2013/02/22

ぽこにゃん

"!"の数はまさかのシリーズ3作目という意味にポカン(゚ロ゚)でも中編集なので問題なく( ゚∀゚)ノ隣人のおばさんが自分を殺そうとしてる"ゴミ捨て場"と、ある日突然周りの人が発する言葉が全て「 」にしか聞こえなくなる"「 」"の2編。読みやすく展開も気になり一気読み。「 」の最後は期待していた分物足りなさを感じたが、言葉があることによって感情よりも言葉の意味が先に伝わってしまったり、また言葉の裏には孤独が隠れていたり、意外にも考えさせられた話だった。「!」と「!!」も是非、探して読む(`^´*)

2016/01/29

ハナ

驚かされた、それもヒヤッとする驚きだ。「ゴミ捨て場」は視点を変えつつ、物語が進み、ありきたりで終わることがない。「 」は私自身、読みながら言葉を失いそうな、そんな怖さがある。どちらもありえなそうなのにどこか日常と繋がる恐怖にはまりそうだ。もう少し心惹かれる言い回しがあればよかった。

2013/08/13

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