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オレって老人?

オレって老人?

オレって老人?

作家
南伸坊
出版社
みやび出版
発売日
2013-06-01
ISBN
9784434179006
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オレって老人? / 感想・レビュー

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どんぐり

「57なんて、ほとんど60ではないか。60なら70とか80とかともそんなに違わない」シンボーのじじぃエッセイ。年を見ると、一回り上だが、さほど変わらない。「何にも面白くねえやい、みたいな顔をしているのが老人だ。老人は不機嫌にしていていなくてはならない」と、洒脱な発言。「そもそも老人は世の中の本流から外されるから「近頃」のありさまに批判的になれるのである」なんていうのもある。「あの・・・ほら」なんってったっけあの、と言うだけで、老人が何を言いたいのかわかってやる、気のきく「アノホラロボット」が笑える。

2014/02/28

tomi

本人曰く「じじ臭い」文章を集めたエッセイ集。「団塊世代のほぼ50%は自分を老人と思っていない。あとの50%が自分を老婆と思うはずがない。」60代半ばで老人と呼ぶのは微妙だが、たぶん自分がその世代になったとき「お爺さん」と呼ばれても自分の事だと気付かないだろうな。活字が大きいが高齢者仕様?老眼が始まった中年にも読みやすい。

2013/12/29

つらら@道東民

正直、内容にバラツキがあるのが残念。ただ帯の元になった一編は示唆に富む。社会的に六十歳以上になると十把一絡げに老人とされてしまうけど、六十代と九十代では話が合わない。年齢別でサークルを持ちたいと聞いたばかりでした。でも何か活動的な役割、対外的な役割は若い年齢の人に回ってくる現状があります。その辺のずれをうまく回していかないといけないなと思いました。

2014/04/27

るぅく

身近に著者と同じ年頃の方がいますが、面白そうとのこと。なるほどなぁ、とゆったりと読めるのがいいです。きっと読む年によって感想は全然違ってくるだろうなぁ。

2014/02/05

還暦院erk

図書館本。橋本治『いつまでも若いと思うなよ』に紹介されていて気になっていたので衝動借り、即読了。老いや死に対してのスタンスに共感。「アノホラロボット」「アノホラ検索」が面白かった。…「われもまた子規にならいてつぶやかん『いつ死んでもいい、けど今日じゃなく』」…お粗末()。

2016/08/01

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