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子どものライフスタイル (アドラー・セレクション)

子どものライフスタイル (アドラー・セレクション)

子どものライフスタイル (アドラー・セレクション)

作家
アルフレッドアドラー
AlfredAdler
岸見一郎
出版社
アルテ
発売日
2013-06-01
ISBN
9784434180323
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子どものライフスタイル (アドラー・セレクション) / 感想・レビュー

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saga

訳者の著書「アドラー心理学入門」を読んで、実際のアドラーに触れようと購入(神田の大型書店・心理学コーナー)。「入門」でも触れられていたが、アドラーは臨床と講演が中心で、著書が少ない。本書も公開カウンセリングの速記録だ。そのためか、欧米風の言い回しをそのまま訳してしまったような感が否めず、日本語的に洗練されていない。時として意味を掴むのに苦労した。また、それぞれのケースが個別具体的過ぎるために、本書の内容を普遍的な心理学にまで昇華させるのが難しい。

2014/06/17

amanon

概ね興味深く読めたが、他の人も指摘しているように、訳に問題があること、殆どの症例を「甘え」という概念に落とし込んでいること、症例が男子に偏ってること、左利きに対する偏見が伺えることなど、問題が散見される。それと同時に、幾つかの症例となった子供に自分の子供時代と被るところがあって、身につまされたのも事実。いみじくも僕自身が左利きだったので、そのことによる弊害が指摘されているのは、幾分反発を覚えつつも、納得せざるをえない部分があった。後、各症例の子供に対してアドラーが、肯定的に接しているのが印象的だった。

2016/11/29

IGBB

12の個別症例を公開カウンセリングのかたちで記録された書である。事例を理解するスタイルであり、心理学の理論や構造を基礎から学ぶことが目的であれば、他の書を手にする方が良いかもしれない。この書で記述される全体の症例対応としては、毒親一辺倒ではなく、子どもの人生の有用な面でない方向での動機や甘えを本人にも諭し、誤ったライフスタイルを適正な方向へシフトさせていく、という印象を持った。また、対象となる子どもの症例の共通点としては、支配関係を除いては、他者への興味がない、他者に関心を示さない、ことがある。

2021/04/10

鹿角

アドラー心理学の勉強兼発達心理学の勉強の為の読書。凄まじく面白かった!今の仕事とリンクする部分が多いのも楽しい理由ではあるんだけど、一人一人の症例と、その症状の意図、目的を考えて行くのが安楽椅子探偵が謎を解くようですんごい鮮やかで気持ちいい。全人類に勧める。あ、訳本なのでいまいち読みづらい所もあるのはご愛敬。

2014/11/08

エイジ

久しぶりに1冊の本を読み終えた。「嫌われる勇気」で有名になったアドラーさん本。

2018/12/01

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