これからどこへ向かうのか (柏艪舎ネプチューンノンフィクションシリーズ)
これからどこへ向かうのか (柏艪舎ネプチューンノンフィクションシリーズ) / 感想・レビュー
犬養三千代
再読。鈴木邦男はあの世、次の世に行ってしまったのだと改めてしみじみ思う。一水会での様々な思い出が蘇る。飲み会の時に大阪から来た赤いブレザーを着たおじさん。事務所にいた児玉誉士夫に似た男の子などなど楽しい思い出が駆け抜けた。 そして、事務所に届いていた数々の贈呈本を宅配便で自宅に送ったことも。もう一度鈴木邦男の本を読み返したい。
2024/10/08
犬養三千代
3章に分かれていて、1はどこからきたのか。2はなにものか。3 がどこへいくのか。ゴーギャンの絵のタイトルから題名がとられている。第3章が一番読みごたえがあった。フィクションを信じる力こそが人間であることの重要な資質と。悪を取り除けば善もなくなる。など 刺激的な言質が並ぶ。 「覚悟」という言葉、何度も出てきたのは自覚と覚醒(促しているのだと思った。軽はずみな反対の反対に騙されてはいけないなと改めて思う。
2017/10/30
atyang
本書の第3章で、著者が珍しく語気を荒げている。相手のことを考えない愛国や、ただスローガンを唱えるだけの平和主義は子供のすることだ。
2017/03/25
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