太宰婚 古本カフェ・フォスフォレッセンスの開業物語
太宰婚 古本カフェ・フォスフォレッセンスの開業物語 / 感想・レビュー
MOE
太宰治が入水自殺をして、6日後に遺体が見つかった。その日が太宰治の誕生日でもあり、以後、桜桃忌と名付けられ、今は三鷹にある禅林寺で墓参りをする太宰ファンもいるとの事。作者も京都から桜桃忌に参加。今の旦那様との縁を深め、京都から三鷹へ移り住み古本カフェを開業し、太宰愛に溢れる日々を過ごしておられる自己出版本。太宰が好き過ぎて墓参りで、旦那様と出会い…というエピソードも気になったので読んでみたけど、作者の自己歴史と開業エピソード、お店紹介など。覚え書きの延長線本。
2021/12/08
無理ちゃん
好きを貫くことの尊さ。(後ろ向きなこと、うまくいかないこともあるだろうに)どこまでも前向きで明るい。正直さと(太宰譲りの)サービス精神にも心が動く。行動力が運を引き寄せる。経験に裏打ちされた暗黙知による言葉は、読んでいて気持ちがいい。(私は面白いし意味があると思うから歴史や知識を得ることに重きを置く一方で、それが得意な人は自分以外にたくさんいるので、もっと自分の感覚や実体験から導き出された言葉を大切にしたいと思っている。だから、すごく頷き&気づきポイントが多く、久々に「本にラインマーカーで線を引いた」。)
2019/06/27
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