阪急バス (BJハンドブックシリーズ)
阪急バス (BJハンドブックシリーズ) / 感想・レビュー
ハル牧
グループ各社と合わせて四桁台数を誇る阪急バスだが、淀川右岸京都線沿線では、吹田付近を除けばあまり目立つ存在ではない。地形的な原因もあるだろうが、新京阪鉄道の名残でもあろう。京阪が設立した新京阪(現阪急京都線、千里線、嵐山線)を戦後の分離時に阪急が獲得した話は有名でも、その沿線を走る京阪自動車の路線、その全体の約3割を阪急バスに譲渡したことはあまり知られていない。この差こそが、鉄道とバスとの決定的な違いを示す一つの例であると感じる。
2021/11/24
kaz
図書館の内容紹介は『大阪府北部から兵庫県東部、京都府南部を主な事業区域として、乗合・貸切・特定バス事業を運営する阪急東宝グループのバス専業事業者、阪急バス。そのあゆみや路線エリアを紹介し、現有車両を車種別に解説する。紀行等も収録』。阪急バスの車両案内やあゆみ、阪急バスのいる風景を紹介した小冊子。この冊子が1,000円で販売されていることに驚き。写真が小さくバスマニアでもないと区別がつかないだろうし、風景写真も同様。モノクロのものも多く、周辺の雰囲気がもうひとつ伝わってこない。
2020/11/18
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