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脳のアクセルとブレーキの取扱説明書: 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略

脳のアクセルとブレーキの取扱説明書: 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略

脳のアクセルとブレーキの取扱説明書: 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略

作家
真壁 昭夫
中野信子
出版社
白秋社
発売日
2020-09-24
ISBN
9784434279294
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脳のアクセルとブレーキの取扱説明書: 脳科学と行動経済学が導く「上品」な成功戦略 / 感想・レビュー

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チャー

経済学者と脳科学者の著者らが対談形式で現代の社会現象について綴った本。人間の脳の仕組みや心理的傾向を紹介しながら、昨今の感染症に対する人々の行動やマーケットの動きなどについて解説している。挑戦が新たな市場を切り開くという点は同意。過去の実績に捉われず、変えていくことで経済も活発化するという点は確かにと思う。見た目はある種自己を律する力が見られているという指摘はなるほどと感じた。努力ではどうしようもないことはあるが、だからと言って何もしないのではなく自身でよい方向へ向かうように努めることが肝要。

2022/09/07

hatman

上っ面の脳科学と行動経済学の対談っぽい書。 内容薄い。 アクセル:欲求、 ブレーキ:自己抑制、 人間は過去の自分を自慢したがる→成功体験に固執する原因 →これを認識できる(客観的に自分のことも見れる)のが2次レイヤを持った人。持てない人もいる(見た目がチグハグな人など) 2次レイヤを持って理性的な行動・判断ができる人を「上品」と言っている。

2021/07/18

大先生

いやー、中身の濃い本でした。脳科学(ドーパミンやオキシトシンの話等)と行動経済学について、コンパクトながらいろいろ解説されています。バブルの発生原理は特に興味深い内容でした。現在の株高もバブルでしょうね。日本経済が成長していない状況で株価だけが上昇しているのですから。バブルは通常3年程度継続すると書かれていましたが、どうなんでしょうね。どこから起算するかによっては、今の株高もすでに…怖。カネの行き場がないから株高なんでしょうけど、そんなに余っているなら困っている人に配ってほしいものです。人類皆兄弟!

2021/01/14

レモン

バブル経済や株価、マーケティング、就職面接の合否に容姿がどれだけ関係するのかなど、様々なテーマを脳科学と行動経済学の観点から説明してくれる。さらに、コロナ禍でのマスクやトイレットペーパー買い占め騒動、自粛警察などにも触れられている。専門用語や難しい表現が多かった印象。行動経済学はもっと平易な初心者向けの本から勉強したい。適度な所で自制するのが大事だけど、なかなか難しいよね、という話。ブレーキをかけられるかどうかは、生まれ持った性格で決まってしまうのではなく、後からでも矯正可能とのこと。

2021/09/22

ken

人は欲求に対してアクセルとブレーキがある。株でもなんでも成功する人はブレーキを効かせることが出来る。対談形式なので、詳細なデータに基づいて説明はしておらず、感覚的な説明だが、ブレーキが効かないのは過去の成功体験、周りに流される集団での安心感、脳の省エネをもたらす美しさ基準とのこと。対処はルールを決めて厳格に運用すること、例えば株価が何パーセントさがったら買う。こういったブレーキは後天的なもの。大人になってからでも少しずつだが獲得できる。また後天的に得た親でも子に遺伝する可能性がある。

2020/11/15

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