人生は天国か、それとも地獄か
人生は天国か、それとも地獄か / 感想・レビュー
スリカータ
対談本かと思ったら、往復書簡のように其々がたっぷり喋るので細切れのセンテンスにならず、理解しやすかった。田原さん、佐藤さんの生い立ち、ご両親の教育方針、職歴、現在のこと、これからのことが書いてある総括のような内容。高等教育がいかに大切かよく解った。田原さんのジャーナリストとしての矜持、佐藤さんの広い視野に感服した。お二人とも長生きして、これからも発信活動し続けてほしいと切に願う。
2022/11/25
さとうはるみ
佐藤優さんが生き残れたのは勉強し続けたからとキリスト教の洗礼を受けて深く信じるようになったから。どちらも大学時代に始まっている。深く宗教を信じ、勉強したから国策捜査で捕まって拘置所に512日いてもマルクスに救われたり、信仰に救われたりすることができたと。あと、捕まってもなお、家族や一部の友人は見捨てないでくれた事は本当に嬉しかったと。生きるためのお勉強が必要で内容はなんでもいい、それこそ虚学とされる神学でも。それで生き残れるなら大成功だと。石門心学みたいだなあ。なるほどと思う。
2024/11/04
ゆうきなかもと
キンドル・アンリミテッドで読了。とても良い本だと思った。生きる希望が湧いて来る感じ。こんなにも人生の先輩方が元気なんだからオレも元気に生きていこうと思った。同世代ならなおさらだと思うので、自分の両親にもに読んでほしいと思った。今後の老後をどう過ごすかという参考にもなるだろうし、それよりも何よりもより元気に生きる希望が湧いてくるのではなかろうか。60歳以上の方にオススメです!ぜひ、読んでください。
2022/11/09
Happy Like a Honeybee
第一印象は意外な組み合わせ。 ただ戦争を知る田原氏を選んだ事に、本書の意図を感じます。 教養人≒読書人(P62) 安倍晋太郎と100個のキャビア。 加藤登紀子氏が語る停戦への思い。 何気ない1日こそ平和であると実感した。
2023/01/19
mike
人生は天国でもあり、地獄でもある。生きることは楽しくもあるが、半分以上は苦しいのではないかというのが私の実感だ。 本書を読んで、田原氏がご自身の不貞を赤裸々に語っているのが意外であった。また、佐藤氏の著書は数多く読んでおり、氏の現状についても分かっているつもりであったが、是非奥様からの生体肝移植が成功することを祈っている。 また、本書の第三章の「それでも人生は続くー後半生のための10策」は示唆に富んでいる。
2023/05/14
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