花鳥風月の科学: 日本のソフトウェア
花鳥風月の科学: 日本のソフトウェア / 感想・レビュー
youxian♬*゜
【花鳥風月】とは、日本人の風流さやワビ・サビの世界のことだと考えてたけど、実際どんな世界なんだと思ってた。読み進めていくと、物事の成り立ちや考え方の起源から今までの日本人の思想を、山 夢 神 仏 道 などで示し、そして、風 鳥 花 月の話も。結局わかったようなわからないような感覚が今も残ってるけど、『花鳥風月とは「片方」を求めて「堺」を感じる世界』だという。そういう感覚的な捉え方でいいよって思えるのも日本人だからなのか。テーマにより理解度が全く異なったのも自分的に面白い。一冊持っておきたいような作品だった
2019/01/31
袖崎いたる
道と夢のテーマに惹かれて。最初こそ気になるテーマだけ目を通せばいいかなぁと思ってパラパラやっていたら花鳥風月はカミのオトヅレ=微妙を感得するためのマルチメディアなのですという箇所が目に止まり、序文へ。そこで頼むから章立ては順番に読んでってくれよと書いてあり、うむむと読み始めた午後、そして3時間後にはあとがきへ。おもしろかった。読みかたとしては美術館をぶらりぶらりと眺め歩いている感じ。入ってこないものや専門的過ぎるのはふーんと通りすぎ、好きな箇所はじーっと見つめてみたりといった過ごしかたのできるそんな美術館
2024/08/14
Hiroki Nishizumi
いやはやこれは面白い本だった。章によって惹きつけられ度合いが随分違ったが、道や花などの章は興味深い内容にノックアウトされた。
2018/07/26
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