数寄者日記: 無作法御免の茶道入門
数寄者日記: 無作法御免の茶道入門 / 感想・レビュー
ぱすこもち
茶道は堅苦しくってマナーにうるさくって。でもそんな中で行われる先生と生徒、亭主と客の会話は他ではちょっと味わえないものです。/茶道の無知に自負のある作家がいきなり茶事に放り出され、お稽古を受け、茶道に関わりのある方と酒を酌み交わし、茶会を催すまでの体験エッセイ。羨ましい程贅沢メニューなのですが、自分だと恐縮しきりで何も出来ないでしょう。作者の泰然とした人柄あってこそ。
2014/03/24
だんご
図書館で背表紙と目が合い、借りてきました。次々と茶事茶会に投げ込まれ、抱腹絶倒な文章でその様を描いている。無教養、無作法などと言いつつも、きちんとお茶の説明があり、勉強になりました。とんでもない高尚すぎる茶事に放りこまれても、めげず折れないところに感動。最後は見事な茶会の亭主までこなし、天晴れでございました。
2013/06/21
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