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神になった人びと

神になった人びと

神になった人びと

作家
小松和彦
出版社
淡交社
発売日
2001-10-01
ISBN
9784473018373
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神になった人びと / 感想・レビュー

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にゃも

崇拝・怨霊・権力・民衆の4つの章に分け、16人の『神になった人々』が取り上げられている。深く掘り下げられて書かれてはいないが、神として祀られるようになった経緯が興味深い。記憶をとどめておくための記念館的な意味も含んでいるという言葉が印象に残った。

2024/04/16

Humbaba

日本人は昔から,死者をホトケとして敬っていた.特に,力のある人物が亡くなったときには,それを神として祀ることで自分たちにさらなる繁栄を求めた.その心は今も失われておらず,神を作り出している.

2010/07/10

遊未

崇拝ー藤原鎌足、安倍晴明等。怨霊ー井上内親王、早良親王、佐倉惣五郎、平将門。権力ー楠正成、豊臣秀吉、徳川家康。しかし、楠正成については当人が権力者ではなく権力者が利用。徳川家康は無論権力者だが、埋葬の希望は久能山だった訳で、徳川家のためと吉田神道の力が削がれたということでしょうかその他のケースについては何故神にされねばならなかったをもう少し知りたいところ。教科書で明治の「神仏分離」についてはほとんど言葉のみですが、招いた混乱は大きかったことがわかります。

2015/03/02

挫躯魔

いやぁ面白かった、偉人さんが祀られたり、有名な人が祀られたりしたのを書いてるんだろうなぁと思っていたけれど、普通の人達も神様として祀られてたんですね。 佐倉惣五郎さんの祟が残ってたら今の政治家たち何人くらい生き残ってるかな?(笑) 読みたい本が増えました。

2014/07/17

戦狐

タイトルどおり平将門、菅原道真、増田敬一郎などの神として祀られるようになった人たちを紹介されています。 神社の周辺事情、祀られている人神の生前の歴史、祀られるようになった経緯などが分かりやすく書かれています。民俗学好きな人だけでなく、歴史好きな人にも勧めたい一冊です

2014/08/19

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